鬼やらい神事のご案内

  • 2018.01.24 Wednesday
  • 10:29

今週末、石清水八幡宮では節分行事「鬼やらい神事」が行われます。

 

都の裏鬼門である石清水八幡宮。

古来より鬼門や裏鬼門から鬼が入ると言われております。

石清水八幡宮の鬼やらい神事では、鬼門・裏鬼門の方角と対照する2方向を加えた四方と今年の恵方に向かって、

桃の枝でできた弓と剣で打ち、邪気を払います。

桃は古くから縁起が良く邪気を払うと言われています。

また、鬼門(北東)は丑寅の方角といわれ、鬼が牛の角を持ち、トラの毛皮を着ているのもそのためです。

 

 

 

 

 

鬼が御本殿前に押し寄せると、豆まき人が「鬼やろう」と言いながら豆を投げつけて鬼を退散させます。

 

 

その後参拝者に福豆が配られます。

リアルな赤鬼さんと青鬼さんに子供たちは大泣き。

たくさんの参拝者で境内が最もにぎわう神事の一つです。

 

 

1月27日(土)と28日(日)はいつもの販売所とは異なり、本殿前(参道手水舎前)にて走井餅を特別販売いたします。
他に福寿司(恵方巻き)や山城のお茶などの販売もありにぎわいます。
石清水八幡宮ご参拝の折は、門前名物走井餅をお買い求めください。

 

 

鬼やらい神事
1月28日(日)13時〜・14時〜
@石清水八幡宮御本殿前


※この日は大変渋滞しますので、山上までお車で行かれない方がよいでしょう。

山麓に停めてケーブルで上られることをお勧めします。

 

 

 

 

 

厄除大祭焼納神事のご案内

  • 2018.01.17 Wednesday
  • 11:30

厄除開運の信仰が厚い石清水八幡宮では、現在厄除け大祭期間中です。

厄除大祭期間中は、特別なお札をいただけたり、厄除おぜんざいのふるまいがあったりします。

厄除大祭のクライマックスとして、行われるのが19日の焼納神事です。

 

種火を従え神職さんと巫女さんが列をなし、神苑の焼納場へ。




 

祝詞が唱えられる中、炎がどんどん大きくなります。




 

古いお札やお守りが焚きあげられ、年末に準備して納めたご祈祷木もここで焚きあげられます。

 

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そしてこの浄火であぶられた厄除け餅が先着1500名に無料配布され、

毎年大行列ができます。

 

 

お菜箸に、石清水の焼き印が押されたお餅が刺さっています。



厄年の方は是非手に入れたいですね。

 

 

 

厄除大祭 焼納神事

1月19日(金) 10時より1時間程度

山上 神苑 焼納場にて

参列自由

厄除け餅は先着です。

 

 

走井餅老舗も1月21日まで休まず毎日営業しています。

石清水八幡宮へ御参拝の折は、走井餅老舗へお立ち寄りください。

山上の石清水八幡宮境内店も21日まで毎日営業しています。

境内店の場所は、焼納神事の行われているすぐ隣です。

青山祭のご案内

  • 2018.01.16 Tuesday
  • 09:47

1月18日夕方5時より石清水八幡宮では青山祭が行われます。

 

道祖神を迎えて行われるこの青山祭は、数ある石清水八幡宮の祭りの中でも
呪術のような独特の雰囲気があります。

山上の御本殿ではなく、山麓の頓宮前が斎場となる数少ない神事でもあります。

 

石清水祭では八幡大神様の御旅所となる頓宮殿。

ここはかつて疫神堂ともよばれていました。
頓宮の前にこの日だけ特別な八角形の青柴垣が設けられます。

 

 

 

 

 

 

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中央には清砂が盛られ、榊の神籬を刺し立ててあります。

神々を迎える神道祭祀の源流です。

 

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日没とともに道を司る神々を迎え、篝火のゆらめくなか、
国家安泰・厄除け開運が祈願されます。

 

鎌倉時代の文献にも記載されているほど歴史があり、
古くは道饗祭(みちあえのまつり)または疫神祭(えきじんさい)ともいわれ、

天下に疫病がはやらないように防ぐ、疫病除けの神事でしたが、

時代が下るにつれ厄除け神事として行われるようになり、
石清水八幡宮の厄除け参りの起源とも言われています。

 

次第中の、降神・昇神の文字が独特ですよね。

ちょっとぞくっとするのは私だけでしょうか。


 

都の裏鬼門であり、山城国(京)と摂津国(大阪)の国境でもある石清水八幡宮。

悪いものはこの地より入らせないという悪霊退散の考え方であり、

また入ってくるのをとめるのは、山上の御本殿の近くではなく、

入口の山麓ということで、この青山祭は山麓の一の鳥居付近で行われているのです。

 

 

修祓に続き、

やちまたひこ・やちまたひめ・くなどのかみを降神させます。

 

 


献饌

 

祝詞奏上

 

撤饌

 

昇神


 

神事が終わるころにはすっかり日が落ち、寒空の下、篝火の灯りのみがたよりとなります。

この貴重な時間を皆様も体験されてみてはいかがでしょうか。

当日受付でご自由に参列できます。

山麓の頓宮殿へお越しください。ただし、屋外での参列のため大変寒いです。

温かくしてお出かけください。

 

青山祭

1月18日(木)17時より1時間程度

場所 山麓頓宮

 

 

頓宮へは当店の前を通り過ぎ、徒歩1分なので、当店で甘酒でも召し上がって

温まってから参列されてもいいですね。

当店の甘酒は米麹製でノンアルコールなので、その後の神事参列も問題ありません。

 

1月21日まで、休まず毎日営業いたします。

石清水八幡宮へ御参拝の折は門前名物走井餅をお求めください。

山上の石清水八幡宮境内店も21日まで休まず営業しています。

 

皆様のお越しをお待ちしております。

うっすら雪化粧

  • 2018.01.14 Sunday
  • 10:18

今朝、石清水八幡宮山麓もうっすらと雪景色となりました。

ここ八幡市は京都と言っても南の方なので、京都市内に比べてほとんど降ることが少なく、

積雪も滅多にありません。

今朝、少しばかり積もっていた雪も、お日様の力でほとんど溶けましたので、

交通などには影響ありません。

ただ、とっても寒いです。

温かくしてお越しくださいね。

 

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石清水八幡宮一の鳥居

 

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一の鳥居と男山

 

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放生池

凍っています

 

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頓宮北門 通称黒門

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頓宮前庭

 

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頓宮と青柴垣

 

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1月18日に斎行される青山祭の準備で今だけ特別に青柴垣ができています。

青山祭についてはまたブログでご案内します。

 

 

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高良神社

 

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高良神社

 

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頓宮南門 通称赤門

 

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安居橋と男山 

 

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安居橋 通称たいこ橋

 

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石清水八幡宮裏参道 

 

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石清水八幡宮参道と源頼朝所縁の松

 

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石清水八幡宮 二の鳥居

 

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頓宮前庭

 

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頓宮回廊

 

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航海記念塔

 

本日(1/14)、石清水八幡宮周辺は交通規制がかかっており、お車では参拝できません。

公共交通機関をご利用ください。

京阪電車「八幡市」駅下車、男山ケーブルが便利です。

 

石清水八幡宮ご参拝の折は、門前名物走井餅にお立ち寄りください。

山麓の本店、山上の石清水八幡宮境内店共に、1月21日まで休まず毎日営業しています。

本店では温かい甘酒やおうどんを、境内店ではHOT走井餅を御用意して、

皆様のお越しをお待ちしております。

はちまんさんの厄除け参り

  • 2018.01.13 Saturday
  • 10:51

石清水八幡宮は厄除け開運の神社として信仰が厚く、
なかでも毎年1月15日から19日までは
厄除大祭が催され、たくさんの参拝客でにぎわいます。

厄除け大祭期間中は、ご祈祷を受けた方に厄除けぜんざいの振る舞いがあったり、
厄除け用に特別なお札がいただけます。



石清水八幡宮の厄除けは八幡御神矢を受け、
それを手に持ちご祈祷を受ける慣わしになっています。

石清水八幡宮の八幡御神矢は、正月の縁起物の破魔矢ではなく、
八幡大神様の御神徳をいただく「おふだ」にあたります。
節分までの期間は、求めた御神矢を神楽殿で巫女さんが舞いながら
お清めしてくれます。
神楽の音色がありがたく響きます。





ご本殿内では黄色の清衣をはおり、ご祈祷していただきます。
神職さんにお祓いを受け、気を整え、正座にてご祈祷を受けます。
神職さんに自分の名前と住所などが読み上げられると気持ちが引き締まります。

直会のお神酒とお下がりを受け、本殿からおりますと
清め衣に氏名と懇願、年齢を書き込み、
男性は若宮社、女性は若宮殿社に納め厄除け参りは終了です。





 

若宮社 男性の守り神

 

若宮殿社 女性の守り神

 

いずれも本殿の周りにあります。

 

厄年には、運気が下がり、災難や不幸が身に降りかかりやすいと言われています。
厄年なんて気にしない、といえばそれまでですが、

なんかあった後に、あの時お参りしなかったからかも、やっぱりお参りしておけばよかった、などと

思うぐらいならば、転ばぬ先の杖として、厄除け参りをしておいてもよいかもしれません。

私たちの祖先がその長い経験と知恵から見出してきた習慣を

日本人として受け継ぐことも大切ですね。

 

石清水八幡宮ご参拝の折には門前名物走井餅をお求めください。

当店は1月21日まで、山麓の本店、山上の石清水八幡宮境内店共に休まず毎日営業いたします。

 

なお、本日(1/13)と明日(1/14)は石清水八幡宮周辺は交通規制がかかっています。

ご参拝の折は、公共交通機関をご利用ください。

 

 

 

石清水八幡宮と大石内蔵助

  • 2017.12.15 Friday
  • 17:17

12月14日は、討ち入りですね。

あまり意識せずにいたのですが、昨夜のお茶のお稽古で、討ち入りのお軸がかかっていて、

思い出した次第です。

厳密には14日夜中から日付が変わり15日の午前4時ごろと言われているので、

今日の記事にするのはぎりぎりセーフでしょうか。

 

 

歴史上高名な人物は、石清水八幡宮とほぼ関わりがあると言っても過言ではない、と聞いたことがあります。

討ち入りの大石内蔵助もそのひとり。

 


 

この絵図は「八幡山上山下惣絵図」で、江戸時代中期(18世紀中頃)の石清水八幡宮・男山の様子です。

明治時代の廃仏毀釈ですべて取り壊されてしまったのですが、

このころはたくさんの坊が描かれています。

男山四十八坊と言われ、その数は増えたり減ったりしながらも50ほどあったようです。

さぞにぎわっていたことでしょう。

 

 

そのうちの一つ太西坊は、御本殿の北門からすぐのところにあります。

 

 

太西坊の住職、専貞は大石内蔵助良雄の実弟でした。

大石内蔵助良雄が江戸に下向するとき、太西坊に立ち寄り、

仇討ちの大願成就を石清水八幡宮に祈願したといわれています。

 

太西坊の住職を専貞のあとに継いだのが覚運で、

覚運は大石内蔵助良雄の養子(叔父の子)でした。

覚運の墓はもみじ寺として知られる善法律寺にあります。

 

 

この墓が発見されたのは最近のことで、他のお墓と一緒になっていたところを善法律寺のご住職によって

太西坊の二ツ巴の紋をつけて整備されました。

 

江戸期の地誌、「男山考古録」には、覚運が赤穂浪士討ち入りに助力したことが
明記されています。

 

 

 

太西坊の灯篭は石清水八幡宮一の鳥居の前に2つ残っています。

 

 

 

宿坊というのは、遠くから石清水八幡宮を参拝された旅人を泊める宿泊施設をもった坊のことで、

この宿泊費を坊の維持費に充てていたそうです。

 

 

灯をいれるための階段つき。

当店より一番近いところにあるのが太西坊の灯篭です。

 

 

 

 

 

これらの灯篭は、もちろん当初は太西坊の場所にありましたが、

明治時代の廃仏毀釈に伴いこの地へ移築されました。

 

石清水八幡宮の御本殿へ向かう参道にずらりと並ぶ石灯籠も男山にあったそれぞれの坊から

移築されたものです。



 








こちらは松花堂昭乗がすごした瀧本坊からうつされたもの。

瀧本坊跡は、今も男山中腹に残っています。

 

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2010年の発掘調査で、ここにあった閑雲軒が空中茶室の構造であったということが判明したのは

記憶に新しいところです。

崖部分に柱の礎石が多数見つかり、書院部分には、良好な状態で泉水(池)も見つかりました。

当時の松花堂昭乗の生活がよみがえるようです。

 

参道を歩み進めると、足利の祈祷所であった橘本坊や

 

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家康の祈祷所であった豊蔵坊など、

 

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建物はすべて取り壊され、石灯籠は参道へ移築され、本尊、仏様などもあちこちのお寺に移されたり、

壊されたり、行方が分からなくなったりと、実際の坊跡には石垣にしか面影を見ることはできませんが、

歴史を揺るがした人物のエピソードやロマンは、今もここにたくさん詰まっています。

ケーブルで上がっておりるだけだと味気ない参拝だと私が言うのは、こういうことです。

やはり昔の人と同じ、石段を歩いてみてこそ、楽しい発見がたくさんあるのです。

看板も最近設置されましたので、読みながら楽しんでみてください!

 

御神楽参列のご案内

  • 2017.12.02 Saturday
  • 11:36

  

 

12月14日、石清水八幡宮で御神楽(みかぐら)が行われます。
今までは秘祭として行われておりましたが、数年前より参列が可能となりました。

御神楽とは、神様に奉納する雅楽と歌と舞のことです。
石清水八幡宮では御祭神である応神天皇のお誕生日の12月14日(御誕辰祭)と
応神天皇が八幡大神として九州は宇佐の地に初めて御出現された旧暦2月の初卯の日の
年に2回行われています。
そのうち、初卯祭は、八幡大神様の御神慮を和める重要な祭儀であるため
秘祭であり、一般公開は一切されておりません。

 

石清水八幡宮で初めて御神楽が執り行わわれたのは平安時代の914年と非常に歴史も古く、
宮中の御神楽の源流の一つと言われており、また全国各地で行われる御神楽の原型ともいわれています。




御神楽が始まるのは午後5時。
日が落ちてからとなります。


参列者はその前に、清峯殿にて抹茶と菓子をいただきながら、

神職さんから御神楽についてお話をしていただきます。



お菓子は上用饅頭「福うさぎ」。
石清水と言えば鳩と思いますが、勅祭石清水祭でも兎餅というご神饌がお供えされたり、

先ほど述べましたように、初卯の日に御出現されたことから、兎ともかかわりが深いのです。



手水を済ませ、ご本殿に上がると
電気の明かりはすべて消され、淨暗に包まれていました。

庭燎(かがり火)による灯りがゆらめくなか、密やかに、厳かに始まります。



楽人がそれぞれ、神楽笛、ひちりき、和琴の順に神楽曲を独奏します。
そのあと、本方、末方と呼ばれる歌い手が神楽歌を独唱。
そして神様を招きました。

人長と呼ばれる舞人が神の依り代である榊の枝を持ち、
神楽曲「早韓神(はやからかみ)」の合奏に合わせて、採物舞(とりものまい)を舞います。
この舞は神霊を招き、ことほぐ舞だそうです。

徐々に楽器や歌い手の数が増え、
静かな中に雅楽の音色、合唱の声が大きくなり、ご本殿全体にこだまします。

そして、そのあと、クライマックス「宮廻り」が行われます。
これは石清水御神楽の伝統で楽人らと舞人である人長が
全員で合唱し、曲を合奏しながら御本殿の周りを三周するのです。
楽器も行燈も持って行列をなしてご本殿を回られていると、
参列席からは何も見えなくなり、またしばらくすると雅楽の音色と歌声とともに
姿が見えるということが三度繰り返されます。

御神楽の祝詞の中に「あな楽し、あな面白しと聞こしめて」という一節があるそうです。
奉仕する側も神様も一緒に楽しむ、ということだそうです。

最初ははりつめた緊張感でしたが、神楽曲が盛り上がるにつれどんどんと楽しくなっていきます。
きっと神様も楽しんでくださっていたのではないでしょうか。

とても貴重でありがたい経験ができる一夜です。
是非皆様もこの機会に参列されていはいかがでしょうか。

詳細は石清水八幡宮へ。

 



エジソンと八幡

  • 2017.10.15 Sunday
  • 17:25

八幡市駅に降り立つと、目に飛び込んでくるのがこのエジソンの胸像。




 

そしてその通りはエジソン通りと命名されています。

 

さて、それはなぜでしょうか。

世界の発明王エジソンの最も代表する発明品といえば白熱電球でしょう。

「世界の夜を昼にした」と言われ、文明の進歩を大きく助けました。

 

その白熱電球の発明になくてはならなかったのがここ京都八幡の竹です。

 

エジソンは、最も長く灯るフィラメントの素材を世界中に探していました。

その中で、なんと八幡の真竹をフィラメントに使用した電球が最も長く輝いたのです。



 

この細く裂いた竹が光をともすのです。

私も見せていただいたことがありますが、

今の電気の人工的な灯りではなく、なんとも温かみのある優しい光です。

その所縁で石清水八幡宮にはエジソン記念碑が建立されています。

 

 

神社の境内にエジソン記念碑とは驚かれるかもしれませんが、実はその歴史は古く、

昭和17年に私のおばあさんが小学校の遠足でその前で記念撮影をしています。



 

このエジソン記念碑は、今のものの先代で展望台にあったころです。

土地の権利の問題で昭和33年に今の場所へ移されます。

 

戦後、GHQが官幣大社をいわば戦犯として潰そうかと石清水八幡宮へ視察に来た際、

エジソン記念碑を目にし友好の念を覚えたことが、石清水八幡宮が取り壊されずに済んだ理由の一つと

言われています。

日米友好の懸け橋にエジソンが一役買ったわけです。

 


毎年10月18日のエジソンの命日には、エジソン碑の前で祭典が行われます。


日米両国の国旗が並び、両国の国歌が流れます。



 

神社の中で、星条旗が掲げられ、アメリカ国歌が流れるなんて

なかなか珍しい光景だと思います。

 

日の丸と並んでいる星条旗、君が代に続いて流れるアメリカ国歌。

かつて、エジソンが日米友好の懸け橋となったように、

国と国でいがみ合うことのない平和な世の中を切に願うばかりです。

 

 

エジソン没後86年の今年も10月18日(水)、エジソン碑前祭が行われます。

祭典は申し込み不要で当日どなたさまでも参列できます。

 

 

エジソン碑前祭

10月18日(水)16時から

エジソン記念碑前にて 参列料なし

平成29年9月15日 勅祭 石清水祭

  • 2017.09.16 Saturday
  • 15:48

平成29年9月15日、石清水八幡宮では、

勅使参向の元、三笠宮彬子女王殿下がご台臨なされ、勅祭石清水祭が厳粛裡に斎行されました。

 

 

午前3時ごろ 神幸行列

 

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午前3時半ごろ  絹屋殿著御の儀

 

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午前5時半ごろ 奉幣の儀

 

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午前8時ごろ  放生会

 

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午後5時ごろ  還幸の儀

 

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八幡大神様の御神徳に感謝し、精進したいと思います。

皆様のご参列、ご来店、誠にありがとうございました。

石清水祭各論6 「還幸の儀」

  • 2017.09.13 Wednesday
  • 11:02

いよいよ明日の夜中から始まる勅祭石清水祭。

今夜から、宮司さん、権宮司さん、禰宜さんは参籠に入られ、

心身潔斎となります。

 

還幸の儀 午後5時   @山麓頓宮 (一般見学不可)

 

15日夜中に山上から山麓へ降りてこられ、頓宮殿で一日お過ごしになった八幡大神様。
15日夕刻にまた、400人ものお供の行列を従え山上へとお戻りになられます。

御神体を御鳳輦におうつしになる神事は勅使さまのもと行われます。

 

 

 

16時半

高良社に夕御饌(ゆうみけ)がお供えされます。

 

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17時 還幸の儀

 

上卿以下著座

 

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右側の方が上卿(お勅使様)、天皇陛下のお遣いです。

 

 

けんれん

御神前の御簾(みす)が神職さんの手により
巻きあげられ、御開扉となります。

 

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献饌

神饌(しんせん)がお供えされます。

 

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上卿「見参(げざん)」を被見

外記が上卿に名簿をすすめています。

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垂簾(すいれん)

大切なところは五色幕がはられ一般の目には触れないようにされます。

 

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神宝御剣拝受

神様のおそばに常にある神宝御剣が先にうつされます。

「御躰の神剣(ぎょたいのしんけん)」とも尊ばれ、御神体三座につきそれぞれ

「一の御剣」「二の御剣」「三の御剣」とあります。

 

 

神職によって頓宮内から持ち出され、神宝御剣神人に手渡されます。

行列の間中、神宝御剣神人は神剣を捧持し、御鳳輦に近侍します。

 

 

この間、上卿以下は頓宮西側に列立しています。

この整列の姿は、渡り鳥の飛ぶ姿に似ていることから「雁列(がんれつ)」と呼ばれます。

 

 

 

出御

御神体を御鳳輦におうつしになります。

 

まず舞台に三座の御鳳輦が到着。

 

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一座ずつ頓宮内へ

 

 

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白絹の直垂・麻綿たすき姿の駕與丁長神人(かよちょうのおさじにん)が、

出御・入御の際には格別の奉仕をします。

 

 

御神霊をおうつしになっている間、神人は控えています。

 

 

また御鳳輦が頓宮殿手前の舞台に奉安(ほうあん)される際に「ケヒー」という声がかけられます。
これは「警蹕(けいひつ)」と呼ばれる作法で、通常は「オー」という音が一般的ですが、

石清水祭においては「ケヒー」という特殊な警蹕がかけられます。

 

 

三座の御神体が御鳳輦におうつりになると、御発御になります。

 

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18時半ごろ行列をしたがえ出発。表参道をゆっくりとした歩みで上られ、

山上の御本殿にお戻りになられます。

 

 

 

頓宮南門から二の鳥居の間の参道付近(山麓)では

どなた様でも還幸行列を見ることができます。

夜中の神幸行列より、見物の方が多くいらっしゃいます。

一時間弱の立ち見です。

 

シリーズでお伝えしてきました石清水祭。

言葉などが難しかったかと思いますが、少しはご興味を持っていただけましたでしょうか。

結局のところ、15日の朝8時から9時の放生会、または15日夕方18時から19時の還幸行列のどちらかが

観光しやすいポイントでしょうか。

 

いよいよ明日からです。

皆様のお越しを心よりお待ちしております。

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