11/8現在 色づき始め
11/18.19の二日間、八幡市内の各社寺では非公開文化財の特別公開が開催されます。
本日はその中のひとつ、善法律寺をご紹介します。
石清水八幡宮の法務寺院として開山した善法律寺。
境内の紅葉は足利義詮に嫁ぎ、義満を産んだ善法寺家の良子が寄進したもので、
もみじ寺と呼ばれています。
もとは石清水八幡宮に祀られていたご本尊の八幡大菩薩像、
力強い愛染明王像、不動明王像、
石清水八幡宮頓宮からもたらされた宝冠阿弥陀如来像、
平安時代の地蔵菩薩像、
石清水八幡宮観音堂の本尊であった十一面千手観音像、
このほかにもたくさんの仏像の数々。
石清水八幡宮の旧社殿の材料を用いて寛永年間に建立された本堂の中は、神仏習合の名残が色濃く残り、
本当に素晴らしいものです。
普段は非公開ですのでこの機会に是非お詣りください。
破魔矢はこちら
お寺の授与品としては珍しく、これも石清水八幡宮の名残です。
そしてこの二日間の本堂特別公開に合わせ、ご本尊にお供えされるために製造するのが
善法寺家ゆかりの亥の子餅です。
亥の子餅はかつて能勢餅と言われ、大阪北部の摂津能勢から宮中や将軍家に献上されていたのですが、
その地は善法寺家の荘園でした。
お赤飯をついて餅にし、たっぷりの餡で包み、栗をのせたお菓子です。
餅は猪の肉、栗は猪の骨、笹は猪の牙を表しており、
その餅が猪に似せてあるのは八幡三神の応神天皇が若き頃、猪に助けられて危機を逃れた故事にちなんでいます。
製造は当舗が担当させていただきます。
この亥の子餅をお召し上がりいただける機会はこの二日間のみ。
2個パック500円 6個箱入り1300円
どうぞご賞味ください。ご予約も承ります。
18日に限り、善法律寺ではもみじ茶席も設けられ、
境内の美しい紅葉を眺めながら、亥の子餅がいただけます。
さらに、同日紅葉の夜間ライトアップも行われます!17時半〜20時
(こちらは過去のお写真です)
夜はまた幽玄で昼とは違った美しさがあります。
夜間も本堂の特別公開が行われます。
2日間限定のご朱印もありますよ。
黄金の紙に八幡大菩薩印です。
通常のご朱印はこちら
善法律寺 公式ホームページ (fc2.com)
東高野街道沿い
12時〜16時
ライトアップは17時半〜20時
11月18日(土)19日(日)
秋の文化財一斉公開イベント詳細は
11/18㊏・11/19㊐「京都やわたの紅葉満喫 秋の文化財一斉公開」開催!|八幡市観光協会 (kankou-yawata.org)
八幡市へお越しの際は、走井餅老舗へお立ち寄りください。