二の午

  • 2020.02.21 Friday
  • 18:26

2月に入ってから、初めて迎える午の日を初午と言い、お稲荷さんの一年で一番大きな祭日です。

今年の初午は2月9日だったのですが、当店のお稲荷さんは二の午の今日お祭りしました。

 

普段のお供えよりもすこしだけ豪勢に、紅白のお鏡餅といなり寿司、他に野のもの、山のもの、海のものをお供えし

商売繁盛と五穀豊穣をお祈りしました。

 

IMG_5786.JPG

 

IMG_5789.JPG

 

IMG_5788.JPG

 

 

 

当店の周りにもお稲荷様がたくさんお祀りされています。

一つは、石清水八幡宮末社の大扉稲荷社。

 

IMG_9331.JPG

 

石清水八幡宮表参道の中腹に位置します。

 

IMG_9338.JPG

 

IMG_9340.JPG

 

昔、この辺りに狐が住んでいて、芝刈りに来る人にいたずらをするので、

祠を建てて、悪さを鎮めたという伝説が伝わっています。

その後、文政時代に石清水八幡宮によって改築されました。

ここのお稲荷さんは、宝くじを買ったらお参りするとよい、と言われています。

 

IMG_9341.JPG

 

 

 

IMG_9333.JPG

 

もう一つは、刀剣女子に最近人気の相槌神社。

IMG_1500.JPG

 

お社の横には、山の井という井戸があります。

 

IMG_1512.JPG

 

この水を使用して、刀を打っていたと伝わります。

「相槌を打つ」とは、今では話を聞くときの合いの手の意味でつかわれますが、

そもそもは刀鍛冶が刀を鍛えるとき、向かい合った弟子と呼吸を合わせて槌をおろすということ。

かの有名な刀鍛冶、三条小鍛冶宗近が相槌を打つパートナーに困り、

お稲荷さんにお百度参りをすると、お稲荷さんの化身キツネが化けてでてきてパートナーになり、

名刀「小狐丸」が誕生したというエピソードがあり、

相槌神社とお稲荷様は深いかかわりがあります。

ここの相槌神社でも三条小鍛冶宗近が焼刃に山の井の水を使ったそうで、鳥居の扁額には

三条小鍛冶相槌神社と書かれています。

 

 

IMG_1504.JPG

 

大扉稲荷は初午の日に、相槌稲荷は二の午の日に、毎年祭典が行われています。

尾張徳川の祖

  • 2020.02.20 Thursday
  • 14:00

いただいていた連休で名古屋の建中寺へお参りに行ってきました。

建中寺は初代尾張藩主 尾張徳川の祖 義直の菩提寺です。

あちこちに葵の紋がありました。

 

86671085_2560852567468212_3646753621753724928_n.jpg

 

86757105_2560852607468208_9042805985323778048_n.jpg

 

87027303_2560852637468205_5772271664540680192_n.jpg

 

86807734_2560852687468200_3468288036863737856_n.jpg

 

IMG_5785.JPG

 

なぜここへお参りにきてみたかったかというと

徳川義直の父は家康ですが、母は八幡の正法寺の娘お亀の方なのです。

 

それにはこのようないきさつがあります。

 

お亀さんが子どもを行水させていると家康の行列が通りました。
お亀さんは慌てて子どもをタライに入れたまま家の中へ。
これを見ていた家康は
「この人なら元気な子どもを生んでくれるに違いない」
と見初めたといいます。

 

お亀さんは、家康の側室となり尾張藩主となる義直を産みました。
寺は尾張藩の庇護を受け、八幡領が検地を免除され、
守護不入の特権を得られたのは、
彼女の働きによるところが大きかったそうです。

 

家康没後、お亀の方は相応院となり、義直と共に名古屋へ移りました。

徳川家は石清水八幡宮参拝の折は正法寺へ宿泊したようです。



 



現在の建物は、寛永7年(1630年)に再建され、
本堂・方丈・唐門・鐘楼など七堂伽藍を備えた名刹です。

そのうち、本堂・唐門・大方丈は相応院からの寄進のものが現在も残っています。

 











 

また木造阿弥陀如来坐像は、石清水八幡宮の本地仏で、八角堂に安置されていたものです。

この阿弥陀様がまた大変すばらしいものなんですよ。

 

 

正法寺は年間あまり公開されていません。ですが、是非訪れていただきたいお寺です。

本年は

<一般公開>
4月3日(金)〜 5日(日) ※4日(土)は夜間特別公開 午後6時〜8時
5月23日(土)・24日(日)
6月20日(土)・21日(日)
10月24日(土)・25日(日)
11月21日(土)・2日(日)

◎時間 午前10時30分〜午後3時

◎拝観料 1名様 700円

※ただし10名様以上の団体でお申し込みの場合は、上記日程以外でも拝観できる場合があるようです。

事前にお寺へご確認ください。

075-981-0012

 

また、秋の十五夜では観月の夕べも行われています。

勅使門の背後から上がる月を眺めるのはとても美しいのですが、

乙な楽しみ方としてお庭の手水鉢に移ったお月さんを眺めます。

風流ですね。

少し先ですが、こちらも要チェックです。

 

70590496_2419542524932551_3694356891778940928_n.jpg

 

70136136_2419542488265888_156169898555342848_n.jpg

 

70778660_2419542588265878_5130814983168327680_n.jpg

 

 

 

正法寺公式ホームページ

http://shoboji.or.jp/

 

 

 

おひなさま

  • 2020.02.15 Saturday
  • 18:14

今年もおひな様をお飾りしました。

 

IMG_5774.JPG

 

IMG_5782.JPG

 

IMG_5783.JPG

 

今年は、おひな様にも三人官女も松花堂弁当に入っていただきました!

最近映画化されたり、なにかと話題の松花堂昭乗。

江戸期に活躍した石清水八幡宮の社僧松花堂昭乗が、農具入れを茶会の煙草盆や絵具箱に

見立てて使っていました。

その箱が四つ切箱(田の字、十字)の形をしていました。

のちに、八幡の泰勝寺で行われた昭乗を偲ぶ茶会に吉兆創業者である湯木貞一が訪れた際、

この箱に弁当を入れることを思いつき、松花堂弁当と命名し、全国的に広まりました。

八幡は松花堂弁当の発祥の地ともいえるのです。

 

IMG_5776.JPG

 

お人形は私の祖母のものなので、昭和初期のものです。

まさか、お重に入れられるとは思ってはらへんかったやろな、、、

 

IMG_5777.JPG

 

IMG_5778.JPG

 

IMG_5779.JPG

 

お餅は手作り、自家製です。

生の小餅を2個重ねています。

ひとかさね180円でお作りしますので、お雛さん用にとお気軽にご注文ください。

 

IMG_5775.JPG

 

お干菓子もたくさん並べて。

こちらの干菓子やひなあられも店頭で販売しております。

 

色紙は橋本関雪

 

IMG_2492.JPG

 

なぜ、趣向を凝らした飾り方をしているかというと

3月1日から8日まで八幡では「八幡まちかどひなまつり」が開催されます。

八幡の町中に約50か所、様々な趣向のお雛飾りがあふれます。

町歩きを楽しんでもらうため、当店も加盟している八幡まちかど博物館協議会が始めたイベントで

今年で9回目を迎えます。

詳細はまた後日記事にします。

 

初節句のお赤飯、紅白饅頭、桜餅、草餅などご予約も承ります。

 

松花堂庭園

  • 2020.02.09 Sunday
  • 17:58

IMG_5705.JPG

 

今日は念願の松花堂庭園へ行ってきました。

梅の様子が気になっていたのです!!

 

IMG_5718.JPG

 

松花堂庭園には3つのお茶室があります。

松隠、竹隠、梅隠。

それぞれ、松隠の前には松が、

竹隠の前には竹が、梅隠の前には梅が植えられています。

 

IMG_5722.JPG

 

今日の京都は冷え込みがきつく、京都市内は雪も積もっていたようですが、

八幡は京都市とお隣ですが、あまり雪が降らない街で、

今日も青空がのぞいていました。

青空と白梅のコントラストの美しいこと!

甘い香りも漂っています

 

IMG_5729.JPG

 

IMG_5717.JPG

 

IMG_5712.JPG

 

IMG_5716.JPG

 

梅隠のお茶室は、茅葺屋根で、内露地があるのが特徴です。

外からのくぐりをくぐると、部屋ではなく土間の露地になっています。

お茶室にはそこから貴人口といわれるにじり口ではない、立って入れる入り口で入ります。

あまり梅隠の中に入れる機会はそう多くないのですが、

外側からは自由に覗くことができます。

 

IMG_5727.JPG

 

IMG_5726.JPG

 

入る機会が多いのは、竹隠と松隠。

竹隠は春と秋に毎週、日曜茶席という茶会が行われ、どなたでも自由に入ることができます。

突き上げ窓と琵琶床が特徴のすっきりとした四畳半のお茶室です。

 

IMG_5707.JPG

 

松隠は月に一度行われている月釜というお茶会で使用されています。

実は今日も月釜に伺っていました。

松隠は、広間があるため、15名ほどのお客様が入れます。

松隠にはその広間とは別に、四畳台目の小間もあるのですが、そちらはあまり開放されていません。

その小間のお茶室は、男山中腹に江戸時代あった閑雲軒の写しです。

松花堂昭乗が小堀遠州と共に建てたという、空中茶室です。

清水寺の舞台のように、崖からせり出すように建てられていたそうです。

最近この空中茶室が映画化もされ、あるところでは話題なので、たまには入ってみたいですね。

柱で支えられた空中というところばかりがフューチャーされているように感じますが、

お茶室も素晴らしく、

窓もたくさんあって、昭乗さんや遠州さんは、京都や宇治の眺望を

楽しんでいたのだなぁと想像します。

閑雲軒の写しは、松花堂松隠の他に八幡市の泰勝寺にもあります。

このお寺は昭乗のお墓がある菩提寺。

時折公開されていますので、機会があればお尋ねください。

残念なのは、どちらの写しも今は眺望が楽しめないということ。

よく似た眺望は、男山展望台か神應寺がおすすめです。

お茶室と眺望を頭の中で合成させてみてくださいね。

 

IMG_5706.JPG

 

松花堂月釜で、おいしいお菓子とお抹茶でほっこり。

帰りは椿園を通り、様々な種類の椿をじっくりと楽しんできました。

 

IMG_5756.JPG

 

IMG_5748.JPG

 

IMG_5746.JPG

 

IMG_5760.JPG

 

IMG_5754.JPG

 

月釜で松花堂庭園に行くのは、月に一度のお楽しみ。

来月は椿がもっと満開でしょうか。

皆様もたった100円の入園料ですので、是非季節を探しに出かけてみてくださいね。

(草庵茶室松花堂のある内園部分は修復のため拝観停止です。)

 

 

 

松花堂弁当

  • 2020.02.07 Friday
  • 17:51

 

松花堂にある吉兆さんへお食事に行ってきました。

 

IMG_9298.JPG

 

本場でいただく松花堂弁当。

 

松花堂弁当とは四つ切の弁当箱に入ったお弁当のことをさします。

献立が何ということではなく、入れ物、弁当箱の方に定義があります。


松花堂とは、江戸期に活躍した石清水八幡宮の僧侶、松花堂昭乗の名からきています。
昭乗は阿闍梨であり位が高いだけでなく、書や茶の湯など文化的な面でも活躍しました。
石清水八幡宮山内にある昭乗の自坊、瀧本坊で同時代に活躍した小堀遠州らを招いて
茶会や文化サロンを開いていました。

晩年は、瀧本坊より少し下がったところの泉坊に隠居し、そこに松花堂という二畳の茶室を建て、松花堂昭乗と名乗りました。

 

この草庵茶室松花堂が移築されたのがここ松花堂庭園です。

明治の神仏分離で、男山に仏教のものは置いておけなくなり、今の地へ泉坊書院と共にうつされました。

(※現在は修復中でご覧にはなれません)

 

 

もとは農具入れとして使われていた四つ切の箱。

それを昭乗が好んで、お茶席での煙草盆や絵の具入れとして使用していたそうです。
ここで注意したいことは、昭乗が四つ切箱をお弁当箱として使用ていたわけではありません。

お弁当箱として使用し、全国的にその名が知られるようになったのは、昭和になってからのこと。

吉兆の創業者である湯木貞一氏が昭乗忌茶会へ訪れた際、ヒントを得て、

松花堂弁当と名付け、全国的に広めたといわれています。

 

いまや「松花堂」というと昭乗さんよりお弁当の方が有名となっていますね。
 

その由縁により、八幡市にある松花堂庭園美術館には京都吉兆が併設されており、
本場の松花堂弁当が味わえます。

 

 

83778761_1532973370185338_1966869926626983936_n.jpg

 

四つ切の箱に盛りつけられると、お料理それぞれの味が混ざることがありません。
冷たいお料理は冷たく、炊き合わせや焼物は温かく供されます。

 

 

20200206_191946.jpg

左上の枡は八寸。

2月ということで、大豆の炊いたんや、鰯の生姜煮、

初午も近く、おいなりさん、これはぬく寿司となっていました。

うれしい。

 

20200206_191941.jpg

右上の枡は、お造り。

昭乗さんの落款の形、瓢型の器で寒ブリと紋甲烏賊。

おいしい。

 

20200206_191937.jpg

右下の枡は焼物。

クロムツの幽庵焼き。あつあつで提供されます。

 

20200206_191933.jpg

左下の枡は炊き合わせ。

こちらもあつあつで。あしらいのあられ柚子がとても良い香り。


お弁当のほかに、お椀、ご飯、香の物、デザートがつきます。

 

81471732_1532973426851999_3006127110315048960_n.jpg

お椀はホタテの真丈。

お出汁が日本人でよかったと思うおいしさで、染み渡りました。

 

83785643_1532973453518663_8260686788545216512_n.jpg

ご飯もたきたて。やけどしそうなほどのあつさです。

ごはんとお漬物はおかわりできます。

 

85179156_1532973490185326_5099987155321618432_n.jpg

デザートはさっぱり抹茶ゼリー。

 

 

季節の趣向を凝らされたお料理としつらえ、また家庭では真似できないおいしいお出汁に大満足でした。

 

皆様もせっかく八幡に来られた際は、本場での松花堂弁当はいかがでしょうか。

 

本日より松花堂庭園ではいけばな展が始まっています。

 

84601121_1532973570185318_3062846946642231296_n.jpg

 

IMG_5699.JPG

 

IMG_5703.JPG

 

IMG_5701.JPG

 

八幡市の各流派の先生方のいけばなは、華やかでとても素敵です。

 

また、美術館では「梅を愛で、芝居を楽しむ」という新春展が開催されています。

新元号「令和」で注目を浴びた梅と、今年市川団十郎襲名があるということで
企画された展覧会です。

こちらも新春にふさわしい、ウキウキするような展覧会でした。

 

お庭は今回は拝見していませんが、梅が日に日に開花しているとのこと。

あわせて楽しみたいですね。

 

 

京都検定に挑戦!

  • 2019.12.15 Sunday
  • 17:24

12月8日に実施された2019年度第16回京都・観光文化検定試験(通称 京都検定)の問題が

京都新聞に掲載されていたので、八幡に関する問題を選りすぐってみました。

 

【2級2-12】

ライト兄弟に先駆けて有人飛行機「飛行器」考案した二宮忠八が、航空安全と航空事業の発展を祈願するために

自邸内に創建した神社はどこか。

(ア)交通神社(イ)京都霊山護国神社(ウ)久我神社(エ)飛行神社

 

【2級6-55】

(     )は年に1度、聖護院の節分護摩供の日に販売される。

(ア)走井餅(イ)法螺貝餅(ウ)粟餅(エ)鎌餅

 

【2級7-69】

平成24年(2012)に石清水八幡宮境内と共に国の史跡に指定され、今年(2019)春に

5年がかりの修復工事を終えた建物はどれか。

(ア)松花堂(イ)六角堂(ウ)鳳凰堂(エ)八角堂

 

【3級1-1】

平安京は四神相応の地に作られたとされる。四神とは「北に玄武、南に朱雀、東に青竜、西に白虎」と

いわれているが、この北の玄武はどの山にあたるとされているか。
(ア)稲荷山(イ)船岡山(ウ)男山(エ)小塩山

 

【3級3-21】

祇園造は、どの神社特有の建築様式か。

(ア)北野天満宮(イ)平野神社(ウ)石清水八幡宮(エ)八坂神社

 

【3級6-57】

新芽が出るまでに古い葉を落とさないとされる葉で包み、子孫繁栄を願って、端午の節句に

用いられる菓子は何か。

(ア)鳩餅(イ)あぶり餅(ウ)さくら餅(エ)かしわ餅

 

【3級9-83】

古来、夏には疫病が流行したが、今も多くの疫病除けの行事が行われている。

夏越祓で、氷室の氷を表わしている三角の形状をした菓子(   )を食べるのも

疫病除けのためであり、(以下略)

(ア)粽(イ)法螺貝餅(ウ)鎌餅(エ)水無月

 

【3級10-98】

石清水八幡宮駅から北へ進み川を渡ると、約1.4キロの桜並木のある堤防が伸び、

淀川三川(桂川・宇治川・木津川)合流地域の景観を見ることができる。

この堤防は何と呼ばれているか。

(ア)太閤堤(イ)前川堤(ウ)罧原堤(エ)背割堤

 

 

解答は下へ↓

 

 

 

 

 

 

 

 

解答

【2級2-12】

ライト兄弟に先駆けて有人飛行機「飛行器」考案した二宮忠八が、航空安全と航空事業の発展を祈願するために

自邸内に創建した神社はどこか。

(ア)交通神社(イ)京都霊山護国神社(ウ)久我神社(エ)飛行神社

 

答(エ)飛行神社

 

飛行機の発明、というとライト兄弟が有名ですが、実はそれより12年も前に
忠八によって成功されていました。
ですが、当時日本は日清戦争のまっただなか。
忠八は時代の流れに翻弄され、無念の涙をのんだのでした。

ときは流れ、世界が飛行機の時代へと動くとともに、
飛行機による犠牲者が多くみられるようになります。
それを知った忠八は、同じ飛行機を志した人間として
これを見すごすことはできないと、その霊を慰めるために
大正4年に八幡の自邸内に私財を投じて飛行神社を創建し、
航空安全と航空事業の発展を祈願しました。

 

【2級6-55】

(     )は年に1度、聖護院の節分護摩供の日に販売される。

(ア)走井餅(イ)法螺貝餅(ウ)粟餅(エ)鎌餅

 

答(イ)法螺貝餅

(ア)の走井餅は当店の代表銘菓です。

大津で創業し、明治43年に八幡へ引き継がれ、石清水八幡宮門前名物となっています。

 

 

【2級7-69】

平成24年(2012)に石清水八幡宮境内と共に国の史跡に指定され、今年(2019)春に

5年がかりの修復工事を終えた建物はどれか。

(ア)松花堂(イ)六角堂(ウ)鳳凰堂(エ)八角堂

 

答(エ)八角堂

IMG_4345.JPG

 

八角堂は、慶長12年、豊臣秀頼によって再建された八角形の仏堂で、

もともとは石清水八幡宮境内にありましたが、

明治の神仏分離によって、現在の松花堂庭園からほど近いこの地へ移されました。

この場所は、西車塚古墳で、古墳時代前期(4世紀頃)の前方後円墳であり、

八角堂はその後円部墳頂に建てられています。

本尊の木造阿弥陀如来坐像は国の重要文化財に指定されており、

現在は正法寺境内に祀られています。

長らく八角堂は荒廃していたのですが、平成24年に石清水八幡宮境内が国史跡に指定された際に、

この離れた場所も境内の一部として指定されたことから、修復工事が進み、

5年もの年月をかけて、今年になって明治期の姿を取り戻すこととなりました。

 

 

 

 

【3級1-1】

平安京は四神相応の地に作られたとされる。四神とは「北に玄武、南に朱雀、東に青竜、西に白虎」と

いわれているが、この北の玄武はどの山にあたるとされているか。
(ア)稲荷山(イ)船岡山(ウ)男山(エ)小塩山

 

答(イ)船岡山

(ウ)の男山は八幡市にある山です。頂上には石清水八幡宮が鎮座しています。

この場所は都の裏鬼門で、鬼門である比叡山延暦寺と共に、平安時代から京の都を守っています。

IMG_0661.JPG

さくらであい館展望塔より望む男山

 

【3級3-21】

祇園造は、どの神社特有の建築様式か。

(ア)北野天満宮(イ)平野神社(ウ)石清水八幡宮(エ)八坂神社

 

答(エ)八坂神社

(ウ)の石清水八幡宮は八幡造で、現在の社殿は徳川家光の造営であり、

国宝に指定されています。

 

 

【3級6-57】

新芽が出るまでに古い葉を落とさないとされる葉で包み、子孫繁栄を願って、端午の節句に

用いられる菓子は何か。

(ア)鳩餅(イ)あぶり餅(ウ)さくら餅(エ)かしわ餅

 

答(エ)かしわ餅

八幡ではないですが、和菓子の問題だったので。

写真は当店のかしわ餅。

5月に販売です。

 

【3級9-83】

古来、夏には疫病が流行したが、今も多くの疫病除けの行事が行われている。

夏越祓で、氷室の氷を表わしている三角の形状をした菓子(   )を食べるのも

疫病除けのためであり、(以下略)

(ア)粽(イ)法螺貝餅(ウ)鎌餅(エ)水無月

 

答(エ)水無月

 

こちらも当店の水無月。

6月に販売です。

 

 

【3級10-98】

石清水八幡宮駅から北へ進み川を渡ると、約1.4キロの桜並木のある堤防が伸び、

淀川三川(桂川・宇治川・木津川)合流地域の景観を見ることができる。

この堤防は何と呼ばれているか。

(ア)太閤堤(イ)前川堤(ウ)罧原堤(エ)背割堤

 

答(エ)背割堤






約250本のソメイヨシノがおりなす、1.4kmもの桜並木。
満開になると、連日テレビや新聞に紹介される有名スポットです。
インターネットの全国お花見ランキングで1位を獲得したこともあります。

 

近年、背割堤を上空から展望できるタワーも完成し、こちらからの眺望もオススメです。

 

DSCN0631.JPG

 

 

いかがでしたでしょうか。

今年は「走井餅」も選択肢にはしていただいていますが、過去には問題として出題していただいたことも

あります。

 

【2018年 3級 】

歌川広重の錦絵「東海道五十三次」の大津宿にも登場した( )は、
現在、石清水八幡宮の門前名物ともなっている。
(ア)幽霊子育飴(イ)唐板 (ウ)吹き寄せ (エ)走井餅

 

【2010年 2級】
歌川広重の錦絵「東海道五十三次」の大津宿にも登場した(     )は、
現在、石清水八幡宮の門前名物ともなっている。
(ア)松風 (イ)唐板 (ウ)吹き寄せ (エ)走井餅

【2009年 3級】
歌川広重の「東海道五十三次」にも登場する大津名物で、明治の末から石清水八幡宮門前でも売られている菓子はなにか。
(ア)鳩餅 (イ)長五郎餅 (ウ)走井餅 (エ)粟餅

 


 

 

 

京都検定にも出題される京都名物として、これからも精進してまいります!

 

松花堂庭園へ

  • 2019.12.08 Sunday
  • 18:52

毎月第二日曜日に行われているお茶会へ松花堂庭園へ行ってきました。

紅葉もまだまだ綺麗。

最後の紅葉狩りを楽しませていただきました。

 

IMG_5544.JPG

 

IMG_5546.JPG

 

IMG_5550.JPG

 

IMG_5551.JPG

 

IMG_5558.JPG

 

IMG_5563.JPG

 

IMG_5567.JPG

 

IMG_5569.JPG

 

IMG_5572.JPG

 

IMG_5573.JPG

 

IMG_5576.JPG

 

IMG_5577.JPG

 

IMG_5581.JPG

 

IMG_5586.JPG

 

IMG_5588.JPG

 

IMG_5589.JPG

 

IMG_5591.JPG

 

IMG_5597.JPG

 

IMG_5600.JPG

 

IMG_5601.JPG

 

IMG_5560.JPG

 

IMG_5554.JPG

 

山茶花や椿も咲き始め、いよいよ冬へ突入ですね。

今年は紅葉も長いこと楽しめたように感じます。

毎月必ず一度はお伺いしていた松花堂庭園も今年は今日で来納め。

 

今年は、大阪北部地震から1年以上使用できなかったお茶室、松隠・竹隠・梅隠も

修復が完了し、秋より再開されるといううれしいニュースがありました。

 

また個人的には、春に信楽のミホミュージアムで曜変天目の展覧会があったのですが、

そこに松花堂昭乗の作品がたくさん出展されていたことがとてもうれしかったです。

曜変天目が伝わる大徳寺の龍光院の江月和尚と昭乗が親友だったとのことで、

画賛といって二人の共同作品もありました。

この展覧会は例にないほどの、何時間待ち、大行列のおこる大注目の展覧会だったので、

たくさんの方が昭乗の作品を見てくださったのだと思うととてもうれしく思いました。

昭乗を知らなかった方もその機会に興味を持って、

松花堂庭園美術館、男山、石清水八幡宮、八幡市を知ってくださったり、

訪れてくださると地元としては大変うれしいことです。

 

他にもうひとつ、茶道の世界で、昭乗が有名人だということを知ることができました。

お茶人さんと会話していると、私が八幡出身だと伝えると皆、昭乗の話をしてくださるのです。

私がお茶会に訪れるときに、昭乗の軸や瀧本坊乗淳(昭乗の甥)の軸をかけてくださる方もいらっしゃいました。

八幡市ではなく、京都市内で、そこでまた松花堂の話が弾みます。

また知ってくださる方が増えます。

 

それと、先週、八幡市内の幼稚園児が松花堂のお茶室でお茶会をしたそうです。

当店にお菓子を注文してくださったので知ることができたのですが、

話を聞くと、その日はおめかしして白い靴下をはいていくのだそうです。

また、今年八幡市内の中学生の職業訓練で女子生徒を3名受け入れたのですが、

抹茶を飲んだことがあるか聞くと、小学生の時に松花堂で茶道を習っていましたと

答えました。

私は、八幡市の子供への茶道教育が素晴らしいなと思いました。

公立の学校で、ましてや幼稚園から、本物の茶室で茶道を体験させてあげられるなんて

なかなかないと思います。

とても贅沢な環境でよい経験をしていますね。

中学生の子が小学生の時の体験を覚えているように、大人になっても

この経験を思い出して、松花堂のことや八幡市のことを誇りに思ってくれたらうれしいなと思いました。

 

私もこれからも、八幡のPRに励んでいきます!

 

内園部分の草庵茶室松花堂や泉坊書院はまだ修復途中で立ち入り禁止ですが、

美しく修復が完了されお披露目される日を楽しみに待つことにいたしましょう。

 

また来年も四季の美しい風景を楽しみに松花堂庭園へお伺いしたいと思います。

 

 

八幡市秋の文化財一斉公開

  • 2019.11.19 Tuesday
  • 14:14

11月23日(土・祝)、24日(日)の二日間、京都・八幡市の社寺・史跡では秋の文化財特別公開が行われます。

ちょうど紅葉も見ごろを迎えています。

この機会にどうぞお越しくださいませ。

 

々駟 石清水八幡宮

 

IMG_1888.JPG

 

貞観元年(859年)に、奈良・大安寺の僧、行教律師によって宇佐よりこの地に勧請され、翌2年に創建されました。
ご祭神は、応神天皇、神功皇后、比彗膺世了或世如朝廷の崇敬も厚く、伊勢神宮に次ぐ第二の宗廟として崇められました。


源義家が7歳のとき、石清水八幡宮で元服し、「八幡太郎義家」と名乗ったことも有名です。


国宝の社殿は、寛永8年(1631年)徳川家光公の造営によるものです。
社殿の内側には織田信長公寄進の黄金の樋があります。
これは石清水八幡宮に天災などが降りかかった時にはこの樋を換金して
対処に当たるようにと言われたと伝えられています。

また、回廊は極彩色に彩られた鳥や動物などの見事な彫刻で取り囲まれています。
これらは、徳川家光公の命によって稀代の名工と謳われる左甚五郎が手掛けたもので

そのうちの一つ「目貫の猿」にはこのような伝説が残っています。
猿が夜中に彫刻から抜け出し悪さをして人々を困らせていたところ、

彫刻の右目にくぎを刺したところ抜け出して悪さをすることがなくなったと伝わっています。
 

普段から一日2回、社殿の内部は神職さんの案内で見せていただけますが、

今回は、回数が4回に増え、またこの二日間限定の文化財も特別公開されます。

天皇陛下御即位をお祝いして、御即位関連の文化財を見せていただけます。

勅祭社ならではのお宝が公開されていますので、この機会にいかがでしょうか。

 

 

石清水八幡宮へは石清水八幡宮駅(八幡市駅から10月1日に改名しました)から徒歩20分またはケーブル乗車後徒歩8分

山上の御本殿だけでなく、当店前の一の鳥居なども散策ください。

山麓の摂社高良神社のイチョウも見ごろを迎えています。

 

IMG_2118.JPG

 

このイチョウは17時半から21時まで、夜間のライトアップも行われます。

 

46751222_1186755368140475_1025955858950914048_n (1).jpg

 

 

 

 

∩泳[Щ

 

IMG_2094.JPG

 

IMG_2103.JPG

 

石清水八幡宮の法務寺院として開山した善法律寺。

境内の紅葉は足利義詮に嫁ぎ、義満を産んだ善法寺家の良子が寄進したもので、

もみじ寺と呼ばれています。
もとは石清水八幡宮に祀られていたご本尊の八幡大菩薩像、
力強い愛染明王像、不動明王像、
石清水八幡宮頓宮からもたらされた宝冠阿弥陀如来像、
平安時代の地蔵菩薩像、
石清水八幡宮観音堂の本尊であった十一面千手観音像、
このほかにもたくさんの仏像の数々。
石清水八幡宮の旧社殿の材料を用いて寛永年間に建立された本堂の中は、神仏習合の名残が色濃く残り、
本当に素晴らしいものです。

普段は非公開ですのでこの機会に是非お詣りください。

 

そして、同じくこの二日間、金剛庵にて

「もみじ茶席」を開催されます。

お部屋からは池ともみじを眺めることができ、また床の間には

橋本関雪「仙境図」がかけられます。

 

そして、茶席のお菓子は、善法律寺ゆかりの、亥の子餅。

亥の子餅はかつて能勢餅と言われ、大阪北部の摂津能勢から宮中や将軍家に献上されていたのですが、

その地は善法寺家の荘園でした。

お赤飯をついて餅にし、たっぷりの餡で包み、栗をのせたお菓子です。

餅は猪の肉、栗は猪の骨、笹は猪の牙を表しており、

その餅が猪に似せてあるのは八幡三神の応神天皇が若き頃、猪に助けられて危機を逃れた故事にちなんでいます。

 

製造は当舗が担当させていただきます。

 

 

この亥の子餅をお召し上がりいただける機会はこの二日間のみ。

善法律寺もみじ茶席のほか、当舗でも特別販売を行います。6個入り1300円

どうぞご賞味ください。

 

夜間ライトアップも行われます!11/22(金)〜24(日)17時〜20時

 

46525390_2227425354144270_8717179870091673600_n.jpg

 

46743004_2227425460810926_1967909613655293952_n.jpg

 

限定のご朱印もいただけるようです。

石清水八幡宮駅から徒歩20分

 

正法寺

 


 

正法寺は、建久2年(1191年)に、高田蔵人忠国が源頼朝の幣礼使としてこの地に居住したことに始まります。

慶長年中(1596〜1610年)には、娘の亀女(号=相応院)が徳川家康の側室となったことで有名です。

それには、こんなエピソードが今に伝わっています。

お亀さんが子どもを行水させていると家康の行列が通りました。
お亀さんは慌てて子どもをタライに入れたまま家の中へ。
これを見ていた家康は
「この人なら元気な子どもを生んでくれるに違いない」
と見初めたといいます。

お亀さんは、尾張藩主となる義直を産みました。
寺は同藩の庇護を受け、八幡領が検地を免除され、
守護不入の特権を得られたのは、
彼女の働きによるところが大きかったそうです。

現在の建物は、寛永7年(1630年)に再建され、
本堂・方丈・唐門・鐘楼など七堂伽藍を備えた名刹です。

 

また木造阿弥陀如来坐像は、石清水八幡宮の本地仏で、八角堂に安置されていたものです。

 


 

通常非公開ですが、今回は特別公開されます。

石清水八幡宮駅からバス

10時半〜15時 

 

と行神社

 

   

 

飛行機の発明、というとライト兄弟が有名ですが、実はそれより12年も前に
忠八によって成功されていました。
ですが、当時日本は日清戦争のまっただなか。
忠八は時代の流れに翻弄され、無念の涙をのんだのでした。

ときは流れ、世界が飛行機の時代へと動くとともに、
飛行機による犠牲者が多くみられるようになります。
それを知った忠八は、同じ飛行機を志した人間として
これを見すごすことはできないと、その霊を慰めるために
大正4年に八幡の自邸内に私財を投じて飛行神社を創建し、
航空安全と航空事業の発展を祈願しました。

 

 

境内や併設の資料館には、飛行器に関するものが多数展示されています。

今回は、それらを両日10時と14時より、宮司さんによって特別に解説いただけます。

また忠八の出身地、愛媛県八幡浜市の物産展が行われます。

あげたてのじゃこ天は絶品です。ミカンも甘くておいしいですよ。

 

46517244_2227800697440069_5073548118331490304_n.jpg

 

46508562_2227800794106726_30971941179359232_n.jpg

 

石清水八幡宮駅から徒歩5分

9時から16時30分(物産展は10時〜15時)

 

ト角堂

 

IMG_4345.JPG

 

八角堂は、慶長12年、豊臣秀頼によって再建された八角形の仏堂で、

もともとは石清水八幡宮境内にありましたが、

明治の神仏分離によって、現在の松花堂庭園からほど近いこの地へ移されました。

この場所は、西車塚古墳で、古墳時代前期(4世紀頃)の前方後円墳であり、

八角堂はその後円部墳頂に建てられています。

本尊の木造阿弥陀如来坐像は国の重要文化財に指定されており、

現在は正法寺境内に祀られています。

長らく八角堂は荒廃していたのですが、平成24年に石清水八幡宮境内が国史跡に指定された際に、

この離れた場所も境内の一部として指定されたことから、修復工事が進み、

5年もの年月をかけて、今年になって明治期の姿を取り戻すこととなりました。

 

今回の2日間は内部も見せていただけます。

 

IMG_4378.JPG

内部の彩色も美しくよみがえっています。

牡丹や唐草が、柱や貫に色鮮やかに描かれており、流れや太さが少しずつ異なり、一つとして同じものがないのが

見どころです。

 

IMG_4373.JPG

 

 

 

IMG_4371.JPG

 

この5月にできたてほやほやのため、秋に公開されるのは初めてです。

5月に青もみじが美しかったので、今回は紅葉も期待できます。

 

松花堂庭園から徒歩すぐ

11時〜15時

(説明会は11時~・14時~)

 

神應寺

 

IMG_2129.JPG

 

神應寺は貞観2年(860)宇佐より石清水八幡宮を勧請した奈良の大安寺の高僧、行教に
よって、応神天皇の霊を奉安するために建立されました。

文禄年間(1592〜1596)、征韓の役にあって豊臣秀吉は、石清水八幡宮に詣で、軍の先鋒に神官を望みましたが、

神社側は恐れて命に服しませんでした。

秀吉は機嫌を損ねたのですが、神應寺住僧の機転で、征韓の首途にはまず應神天皇の御寺に参詣すべきと進言。

秀吉は機嫌を直し、寺領200石を寄進したそうです。

男山中腹に位置する本堂には、豊臣と徳川の家紋がふたつならんでおり、大変珍しいものです。

 

IMG_2142.JPG

 

普段は本堂を公開されておられませんが、この日は無料で開放されます。

もとは石清水八幡宮の開山堂にお祀りされていた行教律師坐像や、

豊臣秀吉坐像、豊臣秀吉公ご朱印など神應寺とかかわりの深い

豊臣家や徳川家にまつわる寺宝なども特別公開されます。

また、宇治川・木津川・桂川を一望できる見晴らしの良いお部屋にお茶席も設けられます。

是非この機会にお越しくださいませ。

ケーブルカーを望めるスポットもありますよ。

 

IMG_5396.JPG

 

駅から山門までは徒歩1分ですが、本堂までの階段が5分!

上ると必ず感動していただけるはずですので、がんばって登ってください!

 

神應寺もみじ祭り

 

10時〜15時

拝観無料 お茶席は500円

 

単伝庵

 

 

 

ここは、走り大黒さんをお祀りされている大黒堂の内壁に

参拝者が心願を「らくがき」することで有名なお寺です。

いわば、白壁ずべてが絵馬がわり。

大黒さんは南北朝時代、石清水八幡宮の改築の際に、楠正成が武運長久を祈願して寄進した楠から

刻まれています。

 

IMG_4242.JPG

 

 

 

 

24日は境内のお茶室でお茶席も開かれるようです。

檀信徒さん以外にこちらのお茶室を開放されるのは珍しいです。

是非入ってみたいですね。

 

石清水八幡宮駅から徒歩10分

9時から15時(お茶席は9時半〜15時 24日のみ)

 

相槌神社

 

IMG_1500.JPG

 

男山のふもとにあるお社の横には、山の井という井戸があります。

 

IMG_1512.JPG

 

この水を使用して、刀を打っていたと伝わります。

天下五剣とうたわれた国宝「童子切安綱」を作った安綱と、稲荷の神様が

相槌をして、名刀「髭切」と「膝丸」を作った場所だそうです。

また、三条小鍛冶宗近も焼刃に、山の井の水を使ったそうです。

昨今の、刀剣ブームで、聖地として大変人気のある神社です。

通常は1日と15日のみの月2回しか開所されていませんが、今回は特別に開所され、

限定のご朱印がいただけます。

 

 

ちなみに当店の走井餅は刀の形を表しております。


 

それは、発祥の地、大津の走井の水で、三条小鍛冶宗近が刀を打った故事にちなんでいるのですが、

7代目が大津より八幡へ移転するときに、清らかな水の湧く石清水八幡宮のふもとということのほかに、

三条小鍛冶宗近にまつわる伝説が伝わっていたことも決め手だったようです。

 

 

石清水八幡宮駅から徒歩5分

9時から12時

※今夏よりご朱印授与はここから少し離れた春日神社で行われていますので、ご注意ください。

 

伊佐家住宅

 

IMG_4416.JPG

 

伊佐家は代々天領の庄屋を務めた家で、敷地は2600屬發△蝓

蔵など何棟もの建物からなりますが、主屋は享保19年(1734年)の入母屋づくりの茅葺屋根で立派な建物です。

国の重要文化財となっています。

茅葺は戦前までは10年ごとにやりかえていたのですが、最近は材料も手に入りにくくなり、

吹き替えの期間が長くなってきているそうです。

 

IMG_4417.JPG

 

ほとんど285年前のままの建物で、おくどさんや井戸跡など江戸時代の生活様式も

見ることができ大変面白いです。

おくどさんは普段用と冠婚葬祭用の大きなものとあり、

お嫁に来た時にのってきゃはったかもという籠まで残っています。

主屋は、桃山でとれたという土を使った赤壁が特徴なのですが、これも現在ではとれなくなっており、

昔の家屋を維持するのは、今の時代本当に大変です。

伊佐さんご当主が現在も守り伝えておられます。

 

11時・13時・15時は解説もしていただけます。(見学は11時から15時)300円

 

流れ橋の近くです。

※流れ橋は現在流出しています。

 

 

 

 

八幡市文化財の一斉公開。

美しい紅葉と共に普段は見られないもの、体験できないことをお楽しみください。

 

八幡へお越しの際は、八幡名物走井餅をお求めください。

店内茶店では走井餅のほかに、うどん、和菓子、ぜんざい、抹茶、松花堂アフタヌーンティーなども

お召し上がりいただけます。

八幡観光での一服は、京阪石清水八幡宮駅から徒歩2分、走井餅老舗にお立ち寄りください。

非公開文化財特別公開

  • 2019.10.31 Thursday
  • 14:39

明日11月1日より京都古文化保存協会主催の京都非公開文化財の特別公開がはじまり、

八幡市では石清水八幡宮と松花堂庭園美術館が特別公開の対象となります。

 

 

公開箇所1、石清水八幡宮

国宝御本殿、御社殿内の織田信長寄進「黄金の雨どい」や左甚五郎の「目抜きの猿」などが公開されます。


 

貞観元年(859年)に、奈良・大安寺の僧、行教律師によって宇佐よりこの地に勧請され、翌2年に創建されました。
ご祭神は、応神天皇、神功皇后、比彗膺世了或世如朝廷の崇敬も厚く、伊勢神宮に次ぐ第二の宗廟として崇められました。


源義家が7歳のとき、石清水八幡宮で元服し、「八幡太郎義家」と名乗ったことも有名です。


国宝の社殿は、寛永8年(1631年)徳川家光公の造営によるものです。
社殿の内側には織田信長公寄進の黄金の樋があります。
これは石清水八幡宮に天災などが降りかかった時にはこの樋を換金して
対処に当たるようにと言われたと伝えられています。

また、回廊は極彩色に彩られた鳥や動物などの見事な彫刻で取り囲まれています。
これらは、徳川家光公の命によって稀代の名工と謳われる左甚五郎が手掛けたもので

そのうちの一つ「目貫の猿」にはこのような伝説が残っています。
猿が夜中に彫刻から抜け出し悪さをして人々を困らせていたところ、

彫刻の右目にくぎを刺したところ抜け出して悪さをすることがなくなったと伝わっています。
 

普段から一日2回、社殿の内部は神職さんの案内で見せていただけますが、

この特別公開の時なら、時間内いつでもすぐに入れるのが魅力ですね。

 

石清水八幡宮へは京阪電車「石清水八幡宮駅(八幡市駅から改名)」から徒歩20分またはケーブル乗車後徒歩8分

山上の御本殿だけでなく、当店前の一の鳥居なども散策ください。

 

 

 

 

 

公開場所2、松花堂庭園美術館

 

 

 

松花堂昭乗(しょうかどうしょうじょう)とは、江戸時代初期に活躍した石清水八幡宮の社僧です。
「書」「和歌」「絵画」「茶の湯」に優れ、小堀遠州などとともに寛永年間を代表する文化人でもありました。

みなさんが必ず耳にしたことのある「松花堂弁当」の生みの親でもあります。
といっても昭乗が実際にお弁当を作ったわけではありません。
昭乗が使っていた4つ切の道具箱をヒントにのちの料理人が、4つ切りの箱に詰めたお弁当を
昭乗から名前をとり、松花堂弁当と名付けたといわれています。

 

松花堂庭園は、もとは東車塚古墳という土地でしたが、明治時代の廃仏毀釈の折に、石清水八幡宮から

昭乗の住んでいた草庵茶室や泉坊書院が移築され、のちに庭園として整備されました。
草庵茶室は、たった二畳の空間に、実に理にかなった構造となっており、

当時の昭乗の権力やセンスを垣間見ることができます。

 

松花堂庭園は、昨年6月の大阪北部地震および9月の台風21号で壊滅的な被害に遭い、草庵茶室や泉坊書院のある内園は

現在も立ち入り禁止が続いています。

四季の花や紅葉の美しい外園部分と3つの茶室は、ようやく修復が終わり、再開が始まったところです。

 

また、併設の美術館では、「茶室のアイデア〜中村昌生と「庭屋一如」〜」が開催されています。

 

松花堂庭園へは、京阪電車「石清水八幡宮駅」よりバスまたはタクシー、またはレンタサイクル。

歩くと30分以上はかかります。無料の駐車場も完備されています。

 

 

 

 

散策に気持ちいい好季節、ぜひ八幡市の文化財をお楽しみください。

 

散策後の一休みは、走井餅にてお待ちしております。

 

非公開文化財特別公開 11/1(金)〜11/10(日)

http://www.kobunka.com/

今週末のイベントのご案内

  • 2019.10.24 Thursday
  • 11:27

今週末、八幡市では様々なイベントが開催されます。

お天気もよさそうですので、気持ちの良いこの季節、八幡散策はいかがでしょうか。

 

10月26日(土)27日(日)八幡市民文化祭@八幡市文化センター

   

 

今年も八幡市文化センターで開催される八幡市民文化祭に出店します。


走井餅はもちろんのこと、
くり餅、栗みな月といった秋限定の和菓子や、
毎年文化祭で大人気ですぐに売り切れる栗赤飯をご用意して
お待ちしております。
出店場所は、文化センター内ではなく、八幡市役所と文化センターの間の広場です。

 

栗赤飯 660円

毎年たくさん用意していくのですが、じきに売切れてしまう人気の一品です。

 

八幡市民の皆様、市外の皆様もどうぞお越しください!
10月26日(土)10月27日(日)
 売切れ次第閉店
場所:八幡市文化センターおよび八幡市役所前広場

音楽や踊りの発表、絵画、手芸、いけばな、茶席など
さまざまなプログラムがあります。

 

10月26日(土)は同じく文化センターでchazz in Yawataも同時開催されます。

http://www.kankou-yawata.org/yawata_cmssystem/wp-content/uploads/2019/10/chazz-2019.10.26.pdf

 

 

 

10月27日(日)うまいもん祭@石清水八幡宮頓宮

 

『第5回 やわたうまいもん祭&マルシェ』

地元グルメから和洋スイーツまでうまいもんが大集合!
ステージイベントや手作り市、ゆるきゃら「やわたたけちゃん・のこちゃん」も登場します。
ご家族おそろいでお越しください。
23172640_928834617265886_2928919286779194771_n.jpg
23031335_928834643932550_4785119004492441189_n.jpg
23231292_928834663932548_8735339591207388388_n.jpg

会場は、石清水八幡宮頓宮。
   
山上ではなく、山麓、当店から徒歩すぐのところが会場です。
うまいもん祭にお越しの際は、走井餅老舗にもお立ち寄りください。

なお、当日会場にも「地元八幡の和菓子」コーナーにて走井餅を販売いたします。

皆様のお越しをお待ちしております!!

 

10時から15時

詳細はコチラ

calendar

S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
<< February 2020 >>

一升餅

一升餅についてはこちら

オンラインショップ

オンラインショップはこちら

selected entries

categories

archives

recent comment

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM