京都検定

  • 2017.12.17 Sunday
  • 14:27

12月10日に実施された平成29年度第14回京都・観光文化検定試験(通称 京都検定)の問題のうち、

八幡に関連する問題をピックアップしました。

 

1級

2(11)

石清水八幡宮は大安寺(奈良市)の僧が貞観元年(859)に宇佐神宮(大分県宇佐市)より

八幡大神を勧請したことに起源をもつ。この僧は誰か。

 


 

(答)行教

 

 

なんと、今年はこの一問だけ…

文化財、名所、ゆかりの偉人、名物、たくさんあるので

八幡市、もっと頑張らなければ…

 

 

当店、走井餅も幾度となく京都検定の問題にしていただいております。

 

【2010年 2級】
歌川広重の錦絵「東海道五十三次」の大津宿にも登場した(     )は、
現在、石清水八幡宮の門前名物ともなっている。
(ア)松風 (イ)唐板 (ウ)吹き寄せ (エ)走井餅

【2009年 3級】
歌川広重の「東海道五十三次」にも登場する大津名物で、明治の末から石清水八幡宮門前でも売られている菓子はなにか。
(ア)鳩餅 (イ)長五郎餅 (ウ)走井餅 (エ)粟餅

 

 

冬の松花堂庭園

  • 2017.12.10 Sunday
  • 13:57

本日は、松花堂庭園のお茶会に参加してきました。

錦色した先月とは打って変わって、木々の葉は落ち、山茶花や椿が咲き始め、

冬の訪れを感じることができました。

 

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金明孟宗竹

 

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内園へ向かうアプローチ(国の名勝)

 

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本日、お茶会が行われた松隠

広口のお釜から湯気がたちのぼりました。

お軸の「無事」が年の瀬を感じさせます。

 

 

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茶室 竹隠

四畳半のこちらの茶室では、春と秋の毎週日曜日に

一般の方向けのお茶会が行われます。

 

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竹隠へ向かうアプローチ

 

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竹隠蹲

 

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梅隠

宗旦好みの梅隠は、中くぐりを入ると内露地があり、そこの貴人口から茶室に入るように

なっています。

 

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松隠前の山茶花

 

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姫侘助

 

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覆輪侘助

 

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松花堂早咲藪椿

 

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ののいち

 

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松花堂庭園へは、今年もほぼ毎月寄せていただきましたが、今年は今日で最後。

季節ごとに移り変わる景色やお花が楽しみで、また、ほっと一息つける時間を過ごすために、

伺っています。

かしこまりすぎず、さわがしくもなく、本当に居心地の良いところです。

来年も慌ただしい日々の中でも、少しでもゆったりした自分でいられるように、

こちらへ来たいと思っています。

 

昭乗忌

  • 2017.11.11 Saturday
  • 17:43

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松花堂昭乗の御命日である本日、菩提寺の泰勝寺では、昭乗忌が行われました。

松花堂昭乗とは、江戸時代初期に活躍した石清水八幡宮の社僧です。

「書」「和歌」「絵画」「茶の湯」に優れた文化人でもあり、

なかでも書においては、本阿弥光悦、近衛信尹とともに寛永の三筆と言われています。

 

昭乗のお墓は大正時代半ばまで男山山麓にひっそりと風雨にさらされていたそうですが、

円福寺の住職で妙心寺の管長もされた神月老師の発願で、円福寺の別院として泰勝寺が建てられました。

 

神月老師と熊本藩主の細川家が親交があり、廃仏毀釈で廃寺となっていた細川家の菩提寺で熊本の

泰勝寺から寺号は移されています。

 

黄檗宗の隠元禅師

 

本堂正面の「方丈」の額も熊本の泰勝寺より移されたもので、南宋の佛鑑禅師の真筆です。

 

 

さて、本日は本堂にて法要と献茶式が執り行われました。

 

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本堂には昭乗筆の額がかかります。

 

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こちらは石川丈山。

丈山は昭乗をよく訪ねていたそうです。

 

 

 

法要後、昭乗の墓前にお参りし、お焼香させていただきました。

 

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神仏習合の信仰であった石清水八幡宮には、江戸時代には男山四十八坊と言われる

ほどの多数の坊があり、僧侶がおりました。

昭乗がいた坊は瀧本坊といい、泰勝寺には瀧本坊代々の僧侶のお墓があります。

師匠の滝本坊実乗と弟子の萩坊乗円の間に大阿闍梨昭乗のお墓がありました。

 

お斎は、ゆかりの松花堂弁当。

 

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昭乗が絵具箱に使用していた四つ切箱を弁当箱に使用したもので、

松花堂弁当と呼ばれています。

 

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ご住職お手間入りの精進料理の数々。

どのお品もとてもおいしくいただきました。

なかでもたまねぎの丸煮は、箸がすっと入るほどに柔らかく炊かれており、感動ものです。

形は原形をとどめているのに、口の中でとろけます。

 

そして、お弁当箱が文化財です。

 

 

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松花堂会が発足し、泰勝寺で三千家により定期的に茶会が催されるようになった大正時代のものです。

身、ふたともに春慶塗で50そろっています。

身と蓋に松花堂焼き印が押されており、ふた裏には松花堂所縁の方々による画または画賛が墨で描かれています。

 

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富士山 武者小路千家12代聴松 

 

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水仙 植田耕甫

 

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堪忍袋 神月徹宗

 

こんな素晴らしいお弁当箱で食べさせていただいて、本当に感激しました。

 

感激はまだ続きます。

 

お食事の後はお茶席です。

 

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泰勝寺には、瀧本坊にあった閑雲軒のお茶室が再現されています。

日本百名席でもある閑雲軒は、たくさんの窓が配されています。

 

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男山の中腹にあったころは、清水寺のように崖からせり出す構造で7メートルもの柱で支えられていました。

このたくさんの窓から、小堀遠州らとともにお茶をいただきながら、京都や宇治を眼下に眺めていたのでしょうね。

現代で言うところの空中茶室。

「閑雲軒」と昭乗が名づけたのも納得できる気がします。

 

 

こちらも昭乗の画。

 

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贅沢な空間でお薄とお菓子をいただきました。

 

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奥には宝物殿があり、昭乗愛用の茶碗や自ら削った茶杓、蓋置などが展示されています。

 

一般公開されている日は限られているのですが、お茶人ならもちろん、そうでなくても

是非お参りしていただきたいお寺です。

 

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流れた流れ橋

  • 2017.11.08 Wednesday
  • 12:14

ここ八幡市の観光名所の一つとして、流れ橋という木造の橋があります。

木津川にかかる日本最長級の木造の橋で、
風情あるその姿は、時代劇のロケ地としてもたびたび使われます。
流れ橋と言われる由来は、
木津川の水位が上がると、橋板や橋桁が流れる構造となっているからです。


 



 


 








普段は八幡側は橋の下を歩けるぐらい水はほとんどなく、対岸の城陽側に浅く流れる程度です。

 

それが10月22日の台風21号によって、木津川の水位が上がりました。

以下、台風後23日の写真です。

 

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この時点では、水で完全に流れ橋が埋まってしまっている段階だったので、

橋桁の上部が見えているのでなんとなく橋板が流れているのはわかりますが、

全貌はどのようになっているかはわかりませんでした。

 

そこで木津川の水位がいつも通りに戻ったので、見てきました。

以下6日の写真です。

 

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流れた橋板はなんとかロープでつながっています。

前回流れた時は、このローブも切れて、橋脚も流れるほど、想定以上の被害が出てしまいました。

そこで、検討委員会を立ち上げ、流れにくい流れ橋として改良して復旧されました。

橋脚の一部をコンクリート化したり、橋の高さを上げたり、橋脚の間隔を広げたり。

 

せっかく補強工事をしたにもかかわらず、流れてしまったことは大変残念に思います。

しかし、自然相手に人間は100%の想定などできないということですね。

 

これで、今回の増水でも流れなかったら成功!となったのかもしれませんが、

橋板が流れるだけならもともとの流れ橋としての構造上の流れ方ですし、

想定の範囲内でまずまずなのではないでしょうか。

(もっとも自分の眼で見ただけなので、詳しい被害のほどは私にはわかりません。)

 

 

全く流れないのも、流れ橋といっておいて、違う気もしますし、

しかし復旧までに時間がかかり、観光客にまたしばらくご案内ができないこと、

復旧にまとまった税金が必要であることなど、また議論が別れるところです。

 

いずれにしましても、早期の復旧と、

普段は素晴らしい景色を見せてくれる流れ橋という素敵な名所の存続を私は希望します。

 

水が流れ、風が吹き、鳥が飛び、虫が鳴き、白い砂浜、時間を忘れて気持ち良く過ごすことができます。

この場所は、本当に素敵な場所なのです。

非公開文化財特別公開のご案内

  • 2017.10.31 Tuesday
  • 15:00

明日11月1日より八幡市では、非公開文化財の特別公開がはじまります。

 

 

公開箇所1、石清水八幡宮

国宝御本殿、御社殿内の織田信長寄進「黄金の雨どい」や左甚五郎の「目抜きの猿」などが公開されます。


 

貞観元年(859年)に、奈良・大安寺の僧、行教律師によって宇佐よりこの地に勧請され、翌2年に創建されました。
ご祭神は、応神天皇、神功皇后、比彗膺世了或世如朝廷の崇敬も厚く、伊勢神宮に次ぐ第二の宗廟として崇められました。


源義家が7歳のとき、石清水八幡宮で元服し、「八幡太郎義家」と名乗ったことも有名です。


国宝の社殿は、寛永8年(1631年)徳川家光公の造営によるものです。
社殿の内側には織田信長公寄進の黄金の樋があります。
これは石清水八幡宮に天災などが降りかかった時にはこの樋を換金して
対処に当たるようにと言われたと伝えられています。

また、回廊は極彩色に彩られた鳥や動物などの見事な彫刻で取り囲まれています。
これらは、徳川家光公の命によって稀代の名工と謳われる左甚五郎が手掛けたもので

そのうちの一つ「目貫の猿」にはこのような伝説が残っています。
猿が夜中に彫刻から抜け出し悪さをして人々を困らせていたところ、

彫刻の右目にくぎを刺したところ抜け出して悪さをすることがなくなったと伝わっています。
 

普段から一日2回、社殿の内部には入れますのでその時に神職さんの案内で見せていただけますが、

この特別公開の時なら、時間内ならいつでもすぐに入れるのが魅力ですね。

 

他にも重森美玲の庭も公開されます。

 

石清水八幡宮へは八幡市駅から徒歩20分またはケーブル乗車後徒歩8分

山上の御本殿だけでなく、当店前の一の鳥居なども散策ください。

 

 

 

 

 

公開場所2、正法寺

本堂(重文)、大方丈(重文)、阿弥陀如来坐像(重文)、絹本著色如来像(重文)などが公開されます。



 



 

正法寺は、建久2年(1191年)に、高田蔵人忠国が源頼朝の幣礼使としてこの地に居住したことに始まります。

慶長年中(1596〜1610年)には、娘の亀女(号=相応院)が徳川家康の側室となったことで有名です。

それには、こんなエピソードが今に伝わっています。

お亀さんが子どもを行水させていると家康の行列が通りました。
お亀さんは慌てて子どもをタライに入れたまま家の中へ。
これを見ていた家康は
「この人なら元気な子どもを生んでくれるに違いない」
と見初めたといいます。

お亀さんは、尾張藩主となる義直を産みました。
寺は同藩の庇護を受け、八幡領が検地を免除され、
守護不入の特権を得られたのは、
彼女の働きによるところが大きかったそうです。

現在の建物は、寛永7年(1630年)に再建され、
本堂・方丈・唐門・鐘楼など七堂伽藍を備えた名刹です。

 

また木造阿弥陀如来坐像は、石清水八幡宮の本地仏でした。
 

正法寺は、普段は月に2回しか公開されていないので、

今回の公開期間はうれしいですね。

 

正法寺へは、八幡市駅より徒歩20分。当店から松花堂庭園への間、東高野街道沿いではあります。

バスは本数が少ないので、タクシーか、レンタサイクルがお勧めです。

 

 

公開場所3、松花堂庭園美術館

草庵「松花堂」(府指定)、書院「泉坊」、茶室「松隠」「竹隠」「梅隠」伝狩野山雪筆「雪景山水図襖」などが公開されます。

 

 

 

松花堂昭乗(しょうかどうしょうじょう)とは、江戸時代初期に活躍した石清水八幡宮の社僧です。
「書」「和歌」「絵画」「茶の湯」に優れ、小堀遠州などとともに寛永年間を代表する文化人でもありました。

みなさんが必ず耳にしたことのある「松花堂弁当」の生みの親でもあります。
といっても昭乗が実際にお弁当を作ってというわけではありません。
昭乗が使っていた4つ切の道具箱をヒントにのちの料理人が、4つ切りの箱に詰めたお弁当を
昭乗から名前をとり、松花堂弁当と名付けたといわれています。

 

松花堂庭園は、もとは東車塚古墳という土地でしたが、明治時代の廃仏毀釈の折に、石清水八幡宮から

昭乗の住んでいた草庵茶室や泉坊書院が移築され、のちに庭園として整備されました。
草庵茶室は、たった二畳の空間に、実に理にかなった構造となっており、また茅葺の二重構造の屋根や、

天井裏の土佐光武の鳳凰画などに、当時の昭乗の権力やセンスを垣間見ることができます。

 

松花堂庭園はいつでも見られますが、今回の特別公開では古文化保存協会の方の解説もありますのでうれしいですね。

 

松花堂庭園へは、八幡市駅よりバスまたはタクシー、またはレンタサイクル。歩くと30分以上はかかります。

駐車場も完備されています。(無料)

 

 

 

1か所800円なので、3か所すべてまわるとなかなかのお値段になってしまいますので、

吟味されていってみたいところだけ訪れるもよし、せっかくの機会なのですべて回るもよし。

散策に気持ちいい好季節、ぜひ八幡市の文化財をお楽しみください。

 

散策後の一休みは、走井餅にてお待ちしております。

 

非公開文化財特別公開 11/1(水)〜11/12(日)

http://www.kobunka.com/

 

八幡市民文化祭のご案内

  • 2017.10.25 Wednesday
  • 15:16

 

今年も八幡市文化センターで開催される八幡市民文化祭に出店します。

 

※台風接近のため、29日(日)の当店の販売は中止となりました。ご了承ください。

催しによって、中止のものと決行のものがありますので、詳細は八幡市文化協会(075-983-9202)へ

お問い合わせください。

走井餅はもちろんのこと、
くり餅、栗みな月といった秋限定の和菓子や、
毎年文化祭で大人気ですぐに売り切れる栗赤飯をご用意して
お待ちしております。
出店場所は、文化センター内ではなく、八幡市役所と文化センターの間の広場です。

 
栗赤飯 630円
売り切れ御免!午前中がねらい目!

 

 

栗餅 3個入 540円
秋の人気ナンバー1!
やわらかなお餅をほおばれば、栗とこし餡の絶妙なハーモニー♪


   

栗みな月 3個入 540円

もちもちのういろ生地に、小豆と栗をたっぷりとのせて
蒸しあげました。

 

 

 

栗抹茶羊羹 3個入り 540円

甘いモノ好きの方にはコレ。栗入り、抹茶入り、小豆入り、の欲張りな羊羹です。

 


八幡市民の皆様、市外の皆様もどうぞお越しください!
10月28日(土)10月29日(日)
10時〜16時 売切れ次第閉店
場所:八幡市文化センターおよび八幡市役所前広場

音楽や踊りの発表、絵画、手芸、いけばな、茶席など
さまざまなプログラムがあります。

 

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私事ですが、華道展に出瓶します。

お時間のある方は、ご覧いただけるとうれしいです。

 

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これは昨年の作品。今年は何を生けるか未定です。

台風の爪痕

  • 2017.10.24 Tuesday
  • 17:24

まずもって、今回の台風21号によって、被害に遭われました方に心よりお見舞い申し上げます。

 

京都八幡も22日夕刻より雨、風ともに非常に強まりました。

幾度となく浸水の被害に遭っている当店ですが、幸い今回は寸前のところで

免れ、被害はありません。

ご心配頂きました皆様、ありがとうございました。

 

八幡の状況の記録写真をたくさん撮りましたので、掲載します。

 

八幡は、三重県から流れてくる木津川と、滋賀県から流れてくる宇治川、京都丹波から流れてくる桂川の

三川が合流し、淀川へとなる、水流の要衝です。

それらは普段素晴らしい景色を見せてくれますが、時に恐ろしいものです。

今年の春にできた、背割堤を見渡せる「さくらであい館」から撮影した写真です。

 

台風前(22日15時)すでに連日の雨で通常よりはかなり水量が多いです。

 

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左が木津川・右が宇治川 下流向き(大阪方面) 中央の堤防が桜の名所「背割堤」

 

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木津川(下流向き)と男山

 

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木津川(上流向き)

 

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宇治川(下流向き)と天王山

 

 

台風後(23日9時30分)

 

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左が木津川、右が宇治川、さらに右が桂川  下流向き(大阪方面)

背割堤は水没し、現在入ることができません。

 

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木津川(下流向き)と男山

 

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木津川(上流向き)と男山

 

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宇治川(上流向き)と天王山 奥が桂川

 

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宇治川と奥が桂川

 

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宇治川(上流向き)

 

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木津川(上流向き)と京阪電車鉄橋

 

 

 

木津川をさらに上流へむかうと、八幡市の名所「流れ橋」があります。

 


 

普段は水量も少なく、風情ある木製の橋です。

そもそも増水すると橋桁や橋板が流れ出る構造となっているのですが、

最近あまりに流れることが多く、そのたびに多大の費用が掛かること、

工期も長くかかり、見ることのできる期間が少なくなっていたことなどから

昨年、「流れにくい流れ橋」として構造を改良し、完成したばかりでした。

 

以下、台風後23日14時の写真です。

 

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残念ながら、橋板は見事に流れてしまいました。

この時点ではまだ水量が多く、橋脚の上部がすこし見えるぐらいでしたので

全貌はわかりません。

しかし、せっかく改良したばかりでしたので悔やまれるところです。

 

また、流れ橋の周辺には茶畑が広がっています。

浜茶とよばれる八幡のお茶は高級品で、またこの流れ橋と木津川、茶畑の景色は、

「流れ橋と両岸上津屋の浜茶」京都山城・日本茶800年の歴史散歩として平成27年に日本遺産に認定されたところでした。

茶農家さんの被害はもちろんのこと、

また、今年は「お茶の京都」と題して観光のターゲットイヤーにもなっていましたので、本当に残念です。

 




 

流れ橋が復旧し、もとの姿が見られるようにはまだしばらくかかりそうです。

 

石清水八幡宮

 

台風後 23日朝6時半に撮影

 

 

表参道

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裏参道

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裏参道は土砂崩れが発生し、現在通行することができません。

 

 

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源頼朝ゆかりの松も小枝が折れていました。

 

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高良神社

 

 

安居橋と放生川

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当店の前を流れるこの放生川は木津川の支流であり、ここがあふれて

何度も当店も浸水の被害に遭っています。

今回もお店から水面が見えるまでに水位があがり、流れも逆流していたので

一時は覚悟を決めたのですが、なんとか今回は免れました。

 

 

改めまして、被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げますとともに

一日も早い復旧をお祈りいたします。

 

 

円福寺 萬人講

  • 2017.10.18 Wednesday
  • 15:13

 

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10月20日は八幡の円福寺のお祭りです。

円福寺は修行道場のため、観光のためには普段は公開されていないのですが、

この萬人講といわれるお祭が春と秋の年に2度あり、

その日だけ、どなたでも入ることができます。

 

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円福寺の達磨大師坐像は、日本最古の達磨像で、聖徳太子の御自作と伝えられています。

大和国達磨寺から八幡に移り石清水八幡宮社務田中家に秘蔵されていたもので、
国の重要文化財に指定されています。

この達磨さんに諸々の願い事の成就をお祈りすることができます。




お寺に入ると、順路に沿っていろいろなお参りがあり、

必ず行うのはトイレの神様のおまじない。



東司(お手洗い)の周りを笠をかぶって、「オンクロダーノ・ウン・ジャク・ソワカ」とお経を唱えながら一周すると
寝たきりを防ぐと伝えられています。

これは仏教の守護神、ウスシマ明王さんで、不浄を転じて清浄ならしめる徳を有すると言われています。


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他にも雲水さんがきょうさくで肩をたたいてくれはるおまじないや

和尚さんによる法話もあり、なんだか次々とご利益のテーマパークのようでとても楽しいのです。

なかでも雲水さんが赤いお膳で運んでくれはる精進料理は、
開運、厄除け、中風のまじないにきくと厚く信仰されています。




このお弁当が目当てと言っても過言ではないぐらい、実はとても楽しみ。

托鉢のおダイコンや畑のゴボウなどが入っているお手製のお弁当は、本当にありがたいもの。

お札とご祈祷箸は持ち帰ります。

 

他に茶席があったり、手作り市があったりと、年に二度の盛大なお祭りで、

私も毎年この日をとても楽しみにしています。

 

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是非、みなさまも最古のだるまさんを拝みに、そしてお心づくしのお弁当をいただきに

萬人講に参加されてはいかがでしょうか。

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なお、当日は走井餅を円福寺で特別販売いたします

どうぞお求めください。

 

 

円福寺萬人講

10月20日(金)朝7時半〜午後2時半まで

2000円(ご祈祷とお弁当付)

 

樟葉駅より直通のバスが出ます。

 

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円福寺ホームページはこちら

松花堂庭園へ

  • 2017.10.01 Sunday
  • 15:13

今日は松花堂庭園に出かけてきました。

8月、9月とお伺いすることができなかったので、久々です。

 

庭園はほんのりと薄づき、秋の気配に。

 

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三色の彼岸花や、秋の七草に出会えました。

秋の七草は、春の七草よりも認知度が低いかもしれませんね。

 

女郎花(おみなえし)・尾花(すすき)・桔梗(ききょう)・撫子(なでしこ)・藤袴(ふじばかま)・葛(くず)・萩(はぎ)

 

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なかでもこちら、松花堂庭園と女郎花はとてもゆかりがあります。

 

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世阿弥作の謡曲「女郎花」


「男山のふもとに住む小野頼風と深い仲にあった都の女が、
男の足が遠のいたのを恨み悲しんで、放生川に身を投げた。
女の脱ぎ捨てた衣が朽ちて、そこから女郎花が咲き出し、
恨み顔に風なびいている姿をはかなんだ頼風も、後を追って入水した。
これを憐れんだ人々は、塚を築いて、女塚、男塚とした。
邪淫の妄執に苦界を彷徨っていた男女の亡霊が、この塚から現われて、
旅僧回向を乞い、そのおかげで結ばれた。」

 

平安初期の叶わぬ恋の物語。

名所旧跡にことよせた能作の一つといわれています。

 

 

松花堂庭園にはこの女郎花塚・女塚があります。
そして女郎花塚のそばに、女郎花の花。

 

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女郎花塚には、やはりこの時期にお参りしておかないといけないですね。

 

 

 

 

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萩もシャワーのようにお見事。

 

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可憐でかわいいです。

 

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本日より、夏季はお休みされていた日曜茶席も再開されました。

四畳半のお茶室の中で、お菓子とお抹茶をいただけます。(600円)

肩ひじ張らずに、作法がわからなくても、どうぞお気軽にというコンセプトです。

 

 

本日は裏千家流。

お点前も見せていただき、おいしくたのしく過ごさせていただきました。

 

 

日曜日に松花堂庭園にお越しになられたら、是非こちらのお茶席でおもてなしを体験してみてください。

 

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走井餅づくり体験

  • 2017.08.30 Wednesday
  • 09:02

先日、ここ八幡市と愛媛県八幡浜市の中学生交流事業の一つとして、

走井餅づくり体験のお手伝いをさせていただきました。

 

八幡市に飛行神社を創建した二宮忠八が、愛媛県八幡浜市の出身であることから

毎年夏に両市で交流事業が行われています。

 

八幡市の中学生が八幡浜市に行く年と、八幡浜市から八幡市へ来られる年と一年ずつで、

今年は、八幡浜市から約20名の中学生がやってきて、八幡市を楽しんでいただきました。

 

二泊三日で、飛行神社や石清水八幡宮を参拝したり、流れ橋を見たりと盛りだくさんのスケジュールの中、

走井餅づくり体験と松花堂弁当作りが行われました。

 

 

引率の先生方を含めた約60名が2チームに分かれ、走井餅づくりと松花堂弁当のお吸い物実演見学を

交代で体験していただきました。

 

私は走井餅づくりの講師として、参加させていただきました。

 

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両市の生徒たちともに、真面目に話を聞いてくれて、熱心に走井餅を3つ作りました。

柔らかいお餅に手を粉で真っ白にして悪戦苦闘しながらも、笑顔もたくさん見られてうれしかったです。

終了後は3つのうち1つをすぐに食べていただきました。おいしいと言ってもらい一安心。

八幡市の生徒も、走井餅は食べたことあるけど作り立ては初めてと喜んでくれました。

あとの二つの走井餅は松花堂庭園のお茶室でお抹茶と共にいただくとのことで、

それはまた、素晴らしい雰囲気の中でおいしさも引き立ったことでしょう。

 

走井餅づくりの後は、昼食タイムで私もご一緒させていただきました。

八幡市が発祥の地である松花堂弁当。

なんとお吸い物には鱧が入っていて、その鱧は八幡にある料亭、京都吉兆さんの鱧きりの実演を

見せていただくという贅沢。

 

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神社がある、お寺がある、山がある、川がある、庭園がある、茶室がある、

弁当がある、料亭がある、和菓子がある。

八幡市は魅力がたくさんだなぁと八幡市民である私も改めて思いました。

八幡市らしい数々のおもてなしで八幡浜市の生徒たちも楽しんでくれたのではないかと思います。

 

私も貴重な経験をさせていただき、とても楽しい時間でした。

 

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翌日の京都新聞にも掲載されました。

 

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