大将さん

  • 2017.04.19 Wednesday
  • 17:24

やっとこさおひなさんを片付けて、大将さんに出てきてもらいました。

 

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こちらは応神天皇(おうじんてんのう)。
石清水八幡宮の御祭神でもあられます。

 

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神功皇后(じんぐうこうごう)。
応神天皇のお母上で、こちらも八幡三神のひとつです。

 

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武内宿禰命(たけのうちのすくねのみこと)。
石清水八幡宮の摂社で私たちの氏神様、高良神社の御祭神です。

 

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小物は刀。

 

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箱書きによると、細工人は伊東久重で天保12年(1841年)に脇阪氏、
その後慶応4年(1868年)に清水氏へ渡ったもののようです。

今回は出していませんが、幡持との4体で17両との記述があります。

井口家に来たのは明治43年。

大津から八幡へ越してきたときに、石清水八幡宮にゆかりのあるお人形を、と

求めたようです。

また8代目は男の子だったのもあり、7代目が買い求めたようです。

かなり傷んでいますが、5月中旬ごろまで床の間に飾っていますので

よろしければご覧入れください。

5月5日には、ちまきと柏餅もお供えする予定です。

 

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伊勢大神楽

  • 2017.03.24 Friday
  • 15:01

今日は朝からお店に伊勢大神楽という獅子舞がやってきました。

 





これは、伊勢にお参りに行けない人々のため、
かわりに獅子舞の神楽と共にお札を届けて回るという
何百年も前からある民間信仰で、うちには安田市太夫というところが
年に二回、お彼岸時分に三重より来てくれはります。

 

「家内安全、御商売繁盛〜」と唱えながら、笛や太鼓、鈴の音色と共に
獅子が舞います。






笛、鈴、太鼓のにぎやかな音はなんともいえず、日本人の心をくすぐりますね。

町内を1軒1軒まわって、お願いする家だけ家の前で舞ってくれはるのですが、

最近はうちの周りは、うちだけのたった1軒になってしまいました。

こういった風習はやはり新しい家の人にはないからか、

伊勢大神楽の人々も昔は10名ぐらいで来てくれてはったのが、今日はたったの3名。

お囃子もさみしくなりました。




ありがたくお札さんをいただいて、また半年健やかに過ごせればと思います。

フェイスブックには動画も上げていますので良ければご覧ください。

おひなまつり

  • 2017.03.03 Friday
  • 18:13

 

今日は桃の節句。

石清水八幡宮では草餅と桃の花をお供えする桃花祭が行われました。

当店でも床の間のおひなさまにお膳をお供えしました。

 

 

お献立はちらしずしと、はまぐりのおつゆ、菜の花のぬた、いちご、草餅と桜餅です。

 

 

私たちが食べる前に、まずおひなさまにお供え。

その後、私もおいしくいただきました。

 

桃の花も今日に合わせて開いてくれました。

 

 

色紙は橋本関雪の立雛。

 

 

当店のおひなさまは、「八幡まちかどひなまつり」の開催に合わせて、4月10日まで飾っています。

八幡まちかどひなまつりでは3月25日から4月10日まで、八幡市内の71か所の商店やまちかどに

趣向を凝らしたおひなさまが飾られます。

ちょうど桜も満開のころ、散策しながらまちかどのおひなさまにも目をとめてみてください。

 

おひなさま

  • 2017.02.25 Saturday
  • 12:26

 

 

おひなさまを飾りました。

これは私の祖母のおひなさまですので、昭和初期のものです。

大分傷んでますし、色も褪せていますが、いいお顔をしたはります。

 

おひなさま、毎年は赤い毛氈の段々に飾っていますが、

今年はなんとこんなところに飾られてはります。

 

 

 

お店で昔、使用していた麹蓋です。

何か、うちらしい面白い飾り方ができないかなぁと倉庫を物色していると、

この麹蓋がちょうどいいサイズだったので、2箱重ねて、その中に入っていただくことにしました。

 

 

走井本店と出店用。側面には『昭和12年6月』『五枚の内』とあります。

麹蓋とはもとは麹を入れるための箱ですが、このぐらいの大きさの箱を麹を入れなくても

麹蓋と呼んでいたようです。

うちではお鏡餅などを入れていたようです。

 

 

おひなさまの紅白のお餅はもちろん本物です。

 

 

今はプラスチックが主流ですが、ここは餅屋としてプラスチックを飾るわけにはいきません。

朝のつきたてをお供えしました。

 

 

桃の花も生けました。

桃には悪疫を除く霊力があると信じられていて、雛祭りを祝う花として古くから

親しまれてきました。

 

 

今はまだつぼみですが、節句の日には咲いているでしょうか。

 

当店のおひなさま、お店の床の間に4月10日までお飾りしていますので、お越しの際は

是非お近くでご覧くださいませ。

 

また当店では雛あられ、ひな干菓子などのお菓子もご用意しています。

3月からは桜餅、草餅も販売予定です。

皆様のご来店をお待ちしております。

 

二の午

  • 2017.02.24 Friday
  • 16:24

今日は二の午。

お稲荷さんの祭日です。

普通は初午の日にお祭りされるところが多いと思いますが、うちでは初午の日は

お店が忙しいこともあって、昔から二の午にお祭りをしています。

 

 

毎月、おついたちと15日は榊とお塩、お米、お水を新しくしますが、

二の午の日はそれとは別に、紅白の鏡餅といなり寿司などをお供えします。

 

 

毎年色々ですが、野のもんと山のもんと海のもんやと聞いています。

 

紅白のお鏡さんは朝のつきたて。

 

 

つきたてを用意できるのは餅屋の特権。

お稲荷さんも喜んでくれたはるかな?

 

 

お店のお庭、石清水八幡宮の方にむかって鎮座してはるうちのお稲荷さん。

私の子供のころまでは、奥の庭で石垣と赤い鳥居もしつらえてあって、

なんともいえん独特の雰囲気があって、怖い怖いと思っていました。

暗ぅなってくると、きつねさんを見るのも前を通るんも怖かったように覚えています。

 

今ではうちのことをずっと昔から見守ってくれたはるお稲荷さんをとてもありがたく思っています。

 

 

松の内明けて

  • 2017.01.16 Monday
  • 11:05

昨日は数年ぶりの大雪に見舞われた京都八幡ですが、今朝は大方の雪は解け、

青空に石清水八幡宮ご社殿の朱色が美しく映えていました。

お正月期間だけ設置されるジャンボ御神矢が天に向かってそびえています。

 

 

 

 

昨日1月15日は小豆粥を食べる日でもありました。

 

赤い色が魔よけの意味もある小豆入りのお粥をいただき、一年間の邪気を払い無病息災を願います。

 

 

家に小豆がたんとあるおかげで、たっぷりの小豆入り。

お餅も餅屋の特権、朝のつきたてです。

 

おつけもんのかわりに、一休寺納豆。

とんちの一休さんで知られる、一休寺で作られている塩辛納豆(浜納豆)です。

これはふりかけタイプの細かなもので、ぱらぱらとお粥さんにふりかけると、独特の塩味と発酵のうまみが

とってもよくあいます。



 

一年にいっぺん、この日しかよばれへんのがもったいないぐらいおいしいお粥さんでした。

 

松の内も明け、石清水さんからいただいた祝箸を使うのも終わり。

 

 

鏡餅はおいしい揚げあられと姿を変えました。

 

 

お店の床の間の若松も、あちこちのしめ縄もはらいさげとなり、

1月19日に行われる石清水八幡宮厄除け大祭焼納神事にてお焚きあげしていただきます。

 

世間はもうすっかりお仕事モード、通常運行と言ったところでしょうが、

石清水八幡宮は現在、厄除け大祭期間中。

1月15日から19日までの5日間は、厄除けのお詣りでたくさんの方でにぎわいます。

 

節分まではなにかとお正月モードが続きますので、床の間は若松は下げたものの

相変わらずおめでたいしつらえです。

 

万年青

 

先日、橋本関雪記念館に伺った折に、今年の干支色紙「霊鷹」の画稿が展示してありました。

 

 

今にも飛び立ちそうな迫力ある鷹。

皆様にとって飛躍の一年になりますように。

 

商売繁盛、笹もってこい!

  • 2017.01.12 Thursday
  • 15:37

昨夜、残り福をいただきに、京都のえべっさんへお参りしてきました。

京都えびす神社は祇園を少し下がったところにあり、この期間は道中に夜店も並び

大変にぎやかです。

 

お店にえべっさんの吉兆笹が掲げてあるのを見て、お客さんが

「石清水八幡宮の前やのにえべっさんの笹がある!」と驚かれますが、

何も珍しいことじゃなくて、おばあちゃんが子供のころから毎年欠かしたことのないという

うちにとっては恒例のことです。


 

 

 

去年一年のお役目を終えた笹を返し、御本殿へお参りをすますと、

お祓いをされたプレーンの吉兆笹をいただき、そこへ自分好みのお飾りを巫女さんにつけていただきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

私も子供のころからこれがいつも楽しみ。

 

 

 

今年も商売繁盛、頼んまっせー!
 

お寺からのいただきもの

  • 2017.01.08 Sunday
  • 07:13

毎年、年明け早々、日頃よりお世話になっているお寺さんから、新年のご挨拶にお越しいただいて

お札さんをいただきます。

 

左側が神應寺さんとお不動さんのお札さん。

右側が円福寺さんのお札さんです。

ありがたく頂戴し、早速お仏壇へ。

 

数年前までは、大津より月心寺さんの庵主さんがお見えになって、お札さんを届けに来てくださっていましたが、

亡くなられてからはその名残を思い出し、同じく毎年お年賀として頂戴していた干支の色紙を

床の間へかけています。

きっと12年前の酉年、もしくは24年前にいただいたものでしょう。

 

 

 

若いころは書道の先生としても活躍されていた村瀬明道尼ですが、交通事故で右半身が不自由になってからは

左手で書かれていました。

波乱万丈の人生を豪快にそして優しくお話されるファンの多い庵主さんでした。

 

庵主さんが亡くなられてからは、月心寺と走井の井戸はもとの橋本家、つまり橋本関雪さんの御子孫によって

管理されているわけですが、本宅である白沙村荘さんからもすてきな干支色紙を頂戴しました。

 

霊鷹(れいよう)昭和17年

橋本関雪晩年の作品です。

翼の白の色合いがとても美しいです。

 

 

 

 

床の間には飛行神社さんからのいただきもののかわいらしい酉。

 

 

石清水八幡宮の鳩みくじもつがいで。

 

 

他にもらくがき寺さんよりのいただきものの酉。

 

水月寺さんからはろうそくを、福王寺さんからはお線香を。

 

たくさんの寺社仏閣様のいただきもので、ありがたいことです。

 

干支終い

  • 2016.12.06 Tuesday
  • 10:56

 

12月になると、干支じまいといって、今年の干支の色紙をかけて名残を惜しむことにしています。

あと12年、この色紙を目に触れることはないと思うと、12年後は何をしているのかなぁと

しみじみ思いますね。

 


この力強い書は、月心寺二代目のご住職であった村瀬明道尼さんのお筆です。
月心寺は走井餅発祥の地で、6代目井口市朗右衛門がその地を離れた後、

日本画家橋本関雪の手に渡り、関雪の遺言により村上獨譚老師によって開山されました。

村瀬明道尼さんは2代目のご住職で、
尼主さんが走井の名水を用いて作る精進料理、なかでもゴマ豆腐は絶品と評判でした。

うちにはこの干支の色紙を紅白で2枚持って、何十年もお顔を見せに来てくださっていました。
若いころに交通事故にあわれ、右手の自由を奪われ、左手で書かれる尼主さんの字は
なんとも力強く生命力に満ちあふれており、元気をいただきます。

 

 

こちらは橋本関雪の玄猿。

昭和天皇の直賛をも受けた関雪の代表作で、最愛のヨネ夫人を喪い、失意の中書き上げた作品だそう。

 

八幡の地で関雪さんと尼主さんの作品とともに、大津への思いと今年一年を偲び、

さまざまな感謝が胸にこみ上げてきます。

大津へ

  • 2016.11.19 Saturday
  • 12:26

ルーツである大津へ9代目(祖母)、10代目(父)と共に出かけました。

ご先祖さんのお墓へ参るためです。

当舗は大津で創業し八幡へ移るまでの150年間は、大津で商売と生活をしていたので

7代目までのお墓は大津にあります。

 

 

 

大津追分にある菩提寺にはずらりとご先祖の墓石が並びます。

初代の市郎右衛門の親の代からあり、その墓石は杵と臼の形になっていたり、

走井と刻んであったりと、先祖の走井餅に対する思いが伝わってきます。

 

 

 

墓石一つ一つにお線香と走井餅をお供えし、手を合わせました。

 

 

「大津では途絶えてしまったけど、ちゃんと八幡で続けています。

11代目まではなんとか続いてます。安心してお眠りください。

これからも続けていけられるようにどうかお守りください」

 

 

 

 

 

 

菩提寺を後にし、続いて本家のあった場所へ伺いました。

走井餅のお店があった場所であり、生活をしていた場所が

月心寺と名をかえ今も残っています。

そして今もなお、走井餅のはじまりである走井の水が湧き続けています。

 

 

 

世阿弥の作と言われる池の上に石組が配された庭園には樹齢600余年の楓が見事に紅葉していました。

ご先祖はこの時期は、日々移り変わる楓の色を見ながら走井餅をこしらえていたのですね。

先ほどのお墓を飛び出して、ご先祖の魂はここにあるような気さえします。

 

 

 

 

 

走井の水の神様にお参りしました。

井戸の上には龍神さんの祠があります。

 

 

お水が枯れずに今もわき続けている事、100年前にこの走井庭園を自らの別邸とし

保存に努めてくださった日本画家の橋本関雪、そして関雪の子孫によって今も守り続けられている事に

感謝しました。

 

 

私が11代目として日々過ごすことができるのは、ご先祖や様々な方によって支えられていることを

改めて感じ、感謝することができる大津は私にとってとても大切な場所です。

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