大津へお墓参り

  • 2017.10.29 Sunday
  • 17:44

先日、大津にある井口家・走井の菩提寺にお墓参りに行ってきました。

 

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当家のルーツは大津です。

今、親族は大津におりませんが、7代目までは大津で生まれ、暮らし、走井餅を生業としていました。

 

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大津の菩提寺には、初代の親から7代目までのお墓があります。

墓石は全部で12もあり、走井と刻んであったり、走井の歌が詠んであったり。

 

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中には杵と臼の形をした墓石もあります。

 

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走井を愛してはったこと、誇りに思ってはったことが伝わってきます。

 

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走井餅屋の大先輩であるご先祖さんに、私の作った走井餅をお供えし、一つ一つのお墓に手を合わせ、

気持ちを伝えてきました。

 

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帰りに、本家のあった場所を訪れました。

 

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当家7代目が大津を離れ、八幡に移った後、その屋敷と庭園は日本画家橋本関雪によって買い取られ、

今も橋本家の方によって保存されています。

走井餅発祥のその場所には、当時と変わらず走井の名水が今もこんこんとわき出ています。

 

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この走井の水が走井餅の始まりです。

 

走井の水で手を清め、走井餅を継いでいく決意を入れなおしました。

 

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創業から今年で253年。

大津を離れざるを得なかったとき、戦争があった時、跡継ぎに困ったとき、売れなかったとき…

代々で、苦しかったこともたくさんあったと思います。

でも何とか次の代へ続けて行こうという先祖の気持ちで今までやって来れました。

私も11代目を継ぐ者として、先祖の思いをプレッシャーではなくて

応援の力に変えて、感謝の気持ちを忘れずに頑張っていきたいと思います。

 

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大津のお墓や、月心寺は、そんな気持ちを改めて思い出させてくれる

私にとってとってもとっても大切な場所です。

 

伊勢大神楽

  • 2017.10.12 Thursday
  • 15:58

今日は朝から、伊勢大神楽がやってきました。

 

これは、伊勢にお参りに行けない人々のため、
かわりに獅子舞の神楽と共にお札を届けて回るという
何百年も前からある民間信仰で、うちには安田市太夫というところが
もう何十年も前から(もちろん戦前から)毎年、年に二回来てくれはります。

 

「家内安全、御商売繁盛〜」と唱えながら、笛や太鼓、鈴の音色と共に
お店に向かって獅子が舞います。

 

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笛、鈴、太鼓のにぎやかな音はなんともいえず、日本人の心をくすぐりますね。

町内を1軒1軒まわって、お願いする家だけ家の前で舞ってくれはるのですが、

最近はうちの周りは、うちだけのたった1軒になってしまいました。

 

私は子供のころから、この笛と太鼓の音を聞き慣れてるので、当たり前に思いますが、

こういった風習はやはり新しい家の人にはないからか、

珍しそうに、通りすがりの人が眺めてはりました。

 

伊勢大神楽の人々も昔は10名ぐらいで来てくれてはったのが、今日はたったの3名。

お囃子もさみしくなったものです。

 

こうゆう庶民の風習もだんだんと薄れてきてるのだとは思いますが、

残していってほしいですね。

 

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うちのお盆

  • 2017.08.14 Monday
  • 13:43

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地域や出身、宗派によっていろいろでしょうし、時代によっても変わってきてるかと思います。

 

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うちのお盆は13日の午前中におそうめんでご先祖さんをお迎えします。

13日の昼食、夕食、14日は朝食、昼食、夕食、15日の朝食、昼食、夕食と

おばあちゃんはせっせと精進料理をこしらえてお供えします。

お盆の間中、生きてる人間のご飯は、仏さんのお下がりです。

 

そもそも、普段からご飯が炊けたらまず仏さんにお供えしてからでないと私らの分はよそえませんし、

おいしそ〜なお菓子や果物をもろても、すぐに飛びついて食べたい気持ちを抑え、

まず仏さんにお供えしてから。

これはもう子供のころから体にしみついた習慣です。

 

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お寺さんは八幡のあちこちから昨日2件、今日は1件が入れ代わり立ち代わりお参りに来てくれはりました。

お墓はまた違う八幡のお寺さんで、ここはもうこないだのお店の休みの日ぃにお参り済み。

たくさんのお寺さんに守られて、ご先祖さんも安心したはることでしょう。

 

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朝は走井餅の仕事を始める前に、仏さんに手を合わせて、心の内で話しかけます。

「今の走井餅屋さんもあんじょういきますように、見守っといておくれやす」

うちのご先祖さんは、み〜んな走井餅やさん。

みんな私の大先輩。

商売のいい時も悪い時もみんな知ってはる。

それぞれが苦労しながらも、息子や娘に次の代をつないできゃはりました。

そんなご先祖さんたちに見守ってもらえて、ほんまに心強い。

 

毎日当たり前に暮らして、当たり前に商売されてもろてることが、歳をとるごとに

ありがたく感じます。

 

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夜ご飯の後は、御詠歌あげるさかい、と集合がかかります。

何がどうとか、どんな意味とか、あんまり考えたこともなく、

昔からただただおんなじことをしている気がします。

 

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今日はおはぎの日。

明日の夜は白蒸しでお送り。

 

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今年もまた前の年とおんなじように、せわしなく、井口家の、走井餅屋はんのお盆が過ぎようとしています。

 

 

 


おはぎ150円


白蒸し 510円

 


白餅 75円

お庭と千歳屋の話

  • 2017.07.29 Saturday
  • 14:52

猫の額ほどの、といえば猫に失礼になりそうなぐらい、小さな、お店のお庭の剪定が先日終わりました。

 

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石清水八幡宮の一の鳥居が見えるということが一番の自慢。

 

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他は、うちが大津から八幡へ越してきたとき、この場所は旅籠だったのですが、

その旅籠時代のモチノキやつつじ、石などを使用している、ということぐらいでしょうか。

 

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うちがここで商売をしてからすでに107年ですから、モチノキやつつじはそれより前からの樹齢です。

加えて、周りをコンクリートで固めてしまっていることもあり、かなり元気がなくなってしまっているのは

かわいそうに思っています。

モチノキは八幡市の「緑の保存樹」に指定されています。

 

お庭に出している床几も旅籠時代のもの。

 

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裏面に、屋号「千歳屋」と書かれています。

 

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千歳屋さんの創業が文化12年(1815年)なので、江戸時代から、

たくさんの人のお尻の重みに耐えてきたなんてすごいですよね。

昔のもんは丈夫やった、職人の仕事はすごかった、というのはおばあちゃんの口癖ですが、その通りだと思います。

 

今の時期は暑いですが、季節のいい時、またワンちゃん連れの方、おタバコを吸われる方は

お庭の床几にも腰かけてみてください。

 

 

ちなみに当舗は八幡で開業当時から昭和48年までは千歳屋さんの文化12年(1815年)の棟上げの建物のまま、

営業していました。


 

店内にずらりと掲げている講札も千歳屋さんのもの。

 

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昔は講を組んでお参りに来られていたので、指定宿を示す目印の看板です。

どのお宿に泊まればいいのかわからなくならないように、また悪徳のお宿ではないということを

示す役割だったようです。

 

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この辺は、旅籠が多かったそうです。

そもそもは男山には宿坊が立ち並んでいました。

明治43年に京阪電車が開通してからは、交通の便が良くなり、
千歳屋をはじめ、旅籠は次々と廃業に追い込まれたということです。
 

 

 

祇園祭と走井餅

  • 2017.07.26 Wednesday
  • 12:05

 

7月の京都といえば祇園祭です。

八幡は同日石清水八幡宮内高良神社の太鼓祭りなので、祇園祭にはあまりなじみがないのですが、

実は祇園祭と八幡を、はては走井餅を結びつけるキーパーソンがいます。

 

三條小鍛冶宗近です。

平安時代の刀鍛冶で、祇園祭の一番の花形、長刀鉾の初代の長刀を奉納したと伝えられています。

 

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さて、三条小鍛冶宗近と聞いて、このブログの読者の方ならピンと来られた方も

いらっしゃるかもしれません。

 


 

走井餅の形は刀の形を表しており、そればなぜかというと

走井餅の始まりの湧水、大津・走井の名水で三条小鍛冶宗近が刀を鍛えたという故事に

因んでいるからです。

 

 

また、当舗7代目が大津から八幡へと移転したのは、

宗近が祀られている三條小鍛冶相槌神社があったからというのも

理由の一つだと聞いています。

 

当店からすぐ側、石清水八幡宮の登り口の前にある相槌神社。

 

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相槌稲荷の鳥居は、7代目が奉納しています。

 

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お庭の紫陽花

  • 2017.06.30 Friday
  • 10:53

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お店のお庭の五葉松の後ろにあるあじさいが花盛りです。

 

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うちのお庭はお花が少なくて、緑ばっかりなのですが、今だけはブルーがちらりと

さし色になっています。

 

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住居部分のお庭にあった紫陽花を何年か前に移し替えて、

しばらくはなかなか花がつかなかったのですが、今年はたくさん咲いてくれました。

 

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この紫陽花を見ると、9代目の存命時、蕾が出るかでないかの時分から、

一日に何度も庭に出ては、蕾の数を数えに行ってはったのを思い出します。

「あっち側にいっこついてるわ」「これで〇個やわ」とかその都度、うれしそうに報告してくれてはったっけ。

 

私なんてほったらかしで、咲いてるのは遠目には確認しながらも、

近づいて見たのは、もう6月が終わるという今日になってやっと。

1本切って、おじいちゃんのお仏壇にみな月とともにお供えしてあげたいと思います。

 

 

本日は、みな月を食べる日。

あいにくのお天気ですが、ご来店いただきましたら、お庭の紫陽花も是非見てくださいね。

 

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月心寺開山忌

  • 2017.06.18 Sunday
  • 18:05

本日は、大津大谷・月心寺の開山忌へ寄せていただいておりました。

 

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この地に湧く走井の水を使い餡餅を作り、それを走井餅という名で販売し始めました。

1764年のことです。

 

 

走井の湧水は、三条小鍛冶宗近が刀を鍛えたという故事が伝わっており、
それゆえ餅の形は刀の形を模しています。

 

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創業以来この地で150年商いをしていましたが、目の前の東海道が国道一号線となり、

牛車を引いていた生活から車へとかわるにつれて、京ー江戸間の最初の関所で(江戸からは最後の関所)あった

この地も、旅人が茶店で一服するというライフスタイルではなくなり、店を閉じることになりました。

 

店を閉じた6代目の四男である7代目が、現在の地である石清水八幡宮前へと移転させたのです。

 

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大津の屋敷と庭園は、売りに出され、買い取ってくださったのが日本画家・橋本関雪でした。

本宅の白沙村荘は銀閣寺そばにありますが、別宅として使用されていたそうです。

 

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関雪没後は関雪の遺志により、天龍寺の村上獨譚によって月心寺として開山されました。

 

その後、村瀬明道という尼僧が二代目住職となり、ごま豆腐が評判で精進料理の予約の取れないお寺として

有名になりました。

庵主さんの豪快で優しいお人柄にファンも多く、また、NHK朝の連続ドラマ小説「ほんまもん」の

モデルにもなり、庵主さんのお役は先日亡くなられた野際陽子さんが演じられました。

 

その庵主さんも数年前にお亡くなりになり、今は橋本関雪のご子孫によって管理されています。

 

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100年前、この地を買ってくださったのが関雪さんで本当に良かった。

残さなければと思ってくださる方でなかったら、ガレージやマンションになっていたことと思います。

そしてその後の獨譚和尚、村瀬庵主さんに関雪さんの意志が引き継がれ、

当時のまま、走井の井戸や庭園、建物、仏像が残っている事。

現在も橋本家の方々にその想いが引き継がれ、

本日のように開山忌が行われ、私も呼んでいただき、本当に本当に感謝しています。

 

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おイトさんの御命日

  • 2017.05.18 Thursday
  • 12:23

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本日は朝から当舗7代目井口イトの祥月命日法要を行いました。
私のひぃひぃおばあちゃんであるおイトさんは、大津から八幡へやってきた初代にあたります。
創業地であり慣れ親しんだ大津を離れ、知らない八幡の地での商売の苦労は計り知れません。

 

今でこそ「石清水八幡宮にお参りしたら走井餅を買って帰るんや」とお客様に

言っていただいておりますが、先代たちが地盤を固めて知名度をつけてくれはったからこそ

今日という日があります。

 

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うちのお店の歴史とはご先祖代々がその時々に苦労をし、

でもあきらめずになんとか踏ん張って次の代へつなごうと、

次の代の者は親の姿を見て助けようと、

そういった親子の想いがつながってきた積み重ねです。

 

先代を前年に亡くし、八幡店を開店させたのが明治43年。おイトさん34歳の時です。

くしくも今の私と同じ年。

 

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私はただここに生まれたというだけ。

その代々の人たちの思いを無駄にしたくない。してはいけない。

 

ご命日はそんなことを思いながらお膳をお供えし、
手を合わせる日としています。

 

 

 

 

大将さん

  • 2017.04.19 Wednesday
  • 17:24

やっとこさおひなさんを片付けて、大将さんに出てきてもらいました。

 

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こちらは応神天皇(おうじんてんのう)。
石清水八幡宮の御祭神でもあられます。

 

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神功皇后(じんぐうこうごう)。
応神天皇のお母上で、こちらも八幡三神のひとつです。

 

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武内宿禰命(たけのうちのすくねのみこと)。
石清水八幡宮の摂社で私たちの氏神様、高良神社の御祭神です。

 

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小物は刀。

 

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箱書きによると、細工人は伊東久重で天保12年(1841年)に脇阪氏、
その後慶応4年(1868年)に清水氏へ渡ったもののようです。

今回は出していませんが、幡持との4体で17両との記述があります。

井口家に来たのは明治43年。

大津から八幡へ越してきたときに、石清水八幡宮にゆかりのあるお人形を、と

求めたようです。

また8代目は男の子だったのもあり、7代目が買い求めたようです。

かなり傷んでいますが、5月中旬ごろまで床の間に飾っていますので

よろしければご覧入れください。

5月5日には、ちまきと柏餅もお供えする予定です。

 

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伊勢大神楽

  • 2017.03.24 Friday
  • 15:01

今日は朝からお店に伊勢大神楽という獅子舞がやってきました。

 





これは、伊勢にお参りに行けない人々のため、
かわりに獅子舞の神楽と共にお札を届けて回るという
何百年も前からある民間信仰で、うちには安田市太夫というところが
年に二回、お彼岸時分に三重より来てくれはります。

 

「家内安全、御商売繁盛〜」と唱えながら、笛や太鼓、鈴の音色と共に
獅子が舞います。






笛、鈴、太鼓のにぎやかな音はなんともいえず、日本人の心をくすぐりますね。

町内を1軒1軒まわって、お願いする家だけ家の前で舞ってくれはるのですが、

最近はうちの周りは、うちだけのたった1軒になってしまいました。

こういった風習はやはり新しい家の人にはないからか、

伊勢大神楽の人々も昔は10名ぐらいで来てくれてはったのが、今日はたったの3名。

お囃子もさみしくなりました。




ありがたくお札さんをいただいて、また半年健やかに過ごせればと思います。

フェイスブックには動画も上げていますので良ければご覧ください。

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