一休寺へ

  • 2018.02.22 Thursday
  • 17:12

 

 

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お店から車で20分。

八幡市のお隣、京田辺市の一休寺へ出かけてきました。

 

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ここはとんちの一休さんでおなじみ、一休禅師が晩年を過ごしたお寺です。
アニメのイメージが強いからか永遠の小僧のような気がしますが、
一休宗純は室町時代に実在した大徳寺派の禅僧です。

 

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方丈、本堂、開山堂などからなる美しい境内では、ゆったりと時間を過ごすことができます。

 

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もみじが多く植えられているので、秋の紅葉や新緑の季節も素晴らしく、

また初夏の沙羅双樹、今の時期は椿やさざんか、梅、

と一年を通じて季節の花を楽しむこともできます。

 

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宝物館も併設されており、驚くようなお宝の数々が展示されています。

今の時期は、一休禅師直筆の書や絵のほか、

実際に着用していた袈裟や網代傘、履、そしてあの有名なしゃれこうべも展示されています。

室町時代のものが、とてもきれいに残っています。

別料金もかからずにこんなに素晴らしいお宝の数々を見せていただけるなんて、感激です。

 

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一休寺には一休寺納豆という名物があります。

一般的な糸を引く納豆とは異なり、真っ黒で乾燥した塩味の納豆です。

 

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大豆を蒸し、はったい粉と麹を混ぜて発酵させ、塩湯とともに納豆桶に移し、
約一年もの間、天日干しにして作られます。

一休禅師が数百年前に伝えられて以降、今でも一休寺のご住職のお手製で作られています。

その仕込の様子を写した写真展が現在一休寺で開催されています。

 

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モノクロで統一された写真家三宅徹氏(写真下)の写真は、和尚様の作業の息遣いまでも聞こえてきそうなほど。

額のしわや、年季の入った手に、当たり前のように受け継ぎ、手を抜かず真面目に作っておられる様子が

ひしひしと伝わってきます。

 

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この写真展は24日(土)までの開催で日がもうあまりないのですが、是非ご覧いただきたいです。

 

そして、和尚様が手塩にかけて作られた様子を知ってからいただく一休寺納豆。

ただしょっぱいだけではなく、その奥にある発酵独特のうまみがなんともいえません。

 

一休寺では一休寺納豆を使用したお菓子とお抹茶がいただけます。

 

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お土産用には粒のままの一休寺納豆と、刻んであるふりかけタイプがあり、

白ごはんのお供に最高です。

 

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また、オリーブオイルとドレッシングにしたり、中国の豆鼓のように麻婆豆腐にいれたり、

お料理のアクセントとしても最適です。

 

是非、皆様も一休寺へお立ち寄りになり、この貴重な一休寺納豆をご賞味ください。

 

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酬恩庵 一休寺
http://www.ikkyuji.org/

 

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