三十石船

  • 2018.06.02 Saturday
  • 17:57

床の間に三十石船を飾っています。

 

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三十石船は、江戸時代(慶長年間)より淀川を上下した
最大の交通機関でした。

京都伏見の京橋と大阪天満の八軒家までの11里(45km)を
上り1日、下り半日で上下しました。

エンジンのない手漕ぎの舟。

下りは淀川の川の流れとともに行くのですが、

上りつまり京都行きは、逆流を行くのですから、倍の時間がかかって当然ですね。

淀の曳舟という言葉があるように、上りは岸から綱で船を引いたそうです。

なんと大変な重労働です。


その途中の船着き場として、淀小橋、八幡井筒浜、枚方かぎや浦など
がありました。

 

お隣枚方のくらわんか船は有名です。

三十石船に食べ物を売りに行く小舟の事で、河内弁で

「酒、くらわんかー?餅、くらわんかー?」と声をかけたので

くらわんか舟と呼ばれたそうです。

イメージはタイの水上マーケットといったところでしょうか。


八幡の井筒浜は、石清水八幡宮参拝者が上下船し、
そのにぎわいは格別だったそうです。

当時、三十石船は177隻あり、船の長さは56尺(16m)。
船頭は4名で、客は30名ほど乗り入れたといいます。しかし、明治3年ごろ蒸気汽船の影響を受け、
その270年の歴史に幕を閉じました。
明治初期の運賃は6銭でした。

その後、明治43年に京都五条−大阪天満橋間を京阪電車が開通すると、
水上交通は徐々に姿を消し、船着き場もその役目を
終えることとなりました。

 

この三十石船は16分の1の縮尺で、

明治生まれの京都伏見の船大工 野崎志朗さんの作品です。

是非ご覧ください。

 

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