梅雨の松花堂

  • 2018.06.10 Sunday
  • 17:11

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京都も梅雨に突入し、なんとなく不快に思う今日このごろ。

ですが、そんな時こそ心のリフレッシュ!

松花堂庭園へお出かけです。

 

水辺にはブルーの紫陽花が咲き誇り、涼しげです。

 

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藤も実がなり、食いしん坊の私には、おいしそうなおまめさんに見えました。

 

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さらに、おいしそうな甘酸っぱい香りが漂っているなと思い、歩み進めると、

足元には梅の実がたくさん転がっています。

 

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見上げると、梅の木にたわわに実っています。

初夏の青梅を通り越し、完全に完熟梅です。

 

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松花堂庭園には梅隠という茶室があり、その周りに梅の木が植えられています。

 

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ここで、本日の目的、お茶会の会場に到着。

あじさいという銘の葛製のブルーがとっても美しいお菓子と、

下鴨神社で汲み上げられたという名水で点てられた薄茶を2服いただき、

先ほどからなにやら声を上げていた私のおなかも満足したのでした。

もちろんお腹だけでなく、ご時候のお道具の取り合わせやご亭主の数々のおもてなしに

気分がスッとリフレッシュ&リラックスできました。

行為とすればただ「お抹茶を飲む」だけ。

家でコーヒーやお茶を飲むのとどう違うのかと思われるかもしれないですが、

その一服のお茶をいただく数十分の時間をいかに楽しむかというのが、茶道の楽しさですね。

 

 

本日松花堂庭園へお伺いして、大変うれしかったのがもうひとつ。

 

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吉井勇の歌碑の裏に、ひっそりとさく沙羅双樹を見つけたことです。

 

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「祗園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色 盛者必滅の 理をあらはす」

平家物語の一説を思い出します。

透き通るような白、みずみずしい葉の色、そして一日花という儚さ。

可憐で清楚で美しい花です。

 

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ちなみに吉井勇の歌碑には次のような歌が刻んであります。

 

「昭乗といへる隠者の住みし廬(いお) 近くにあるをうれしみて寝る」

 

吉井勇は、明治から昭和初期にかけて活躍した歌人で、

祇園にある「かにかくに碑」が有名ですが、戦後3年ほど、八幡に住んでいました。

八幡を詠んだ歌も500首に及んでいます。

吉井勇は松花堂のすぐそばにある宝青庵を住居とし、その間、ここ松花堂にて谷崎潤一郎や志賀直哉と親交を深めました。

昭乗が男山の松花堂にて小堀遠州や沢庵和尚と親交を深めていたのと同じ、

時がかわっても松花堂は、時代を代表する名士たちの文化サロンだったのですね。

 

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