太鼓祭り宵宮
- 2018.07.14 Saturday
- 14:39
いよいよ明日が太鼓祭の宮入。
お店にいる限り、まだ太鼓の音は聞こえてきませんが、今頃お神輿も町内を
廻っている頃です。
大変暑い中、かき手の皆様お疲れ様です!
宮入の前日はよみや(宵宮)といって、高良神社にお参りに行きます。
前までは祖父のお勤めでしたが、亡くなってからは私がお参りに寄せていただいています。
今朝、早々に玉串をお納めに寄せていただきました。
八幡の氏神様、高良神社。
八幡の人々にとって、石清水八幡宮は特別な神様。
普段のお詣りはここ高良神社です。
私も石清水八幡宮へ正式にお宮参りに行くまでに、生まれて数か月で初めてお参りしたのが
高良神社だったとか。
それからも幼児のころは狛犬を「ガオーちゃん」と呼んでたり、
小学生ののころは遊び場にしたりとどこよりも親しみのあるお宮です。
もちろん今も昔も心の拠り所であることは間違いありません。
また一年お守りいただけますように。
お札さんをいただき、境内をぐるり。
提灯が入り、参道には結界もできています。
明日の宮入では、高良神社鳥居前からこの結界まで、お神輿が往復します。
頓宮には子供みこしが据えてありました。
この据え太鼓は、自由にいつでも太鼓を叩けるので
お祭り前、お神輿にあこがれる子供のなによりの遊びでした。
例にもれず、私ももちろん、「小若」の法被を着ている時分から、ここで太鼓の練習をしていました。
明日は、子供みこしも大人お神輿の前に宮入をします。
さて、我らが第三区はお神輿の出る4つの地域の中でも一番のお膝元。
本拠地は、高良神社から太鼓橋をわたり、すぐのところにあります。
午前中、のぞきに行くとお神輿組み立ての真っ最中でした。
お神輿には大きな太鼓が積んであります。
これを叩く人2名、お神輿の両側で団扇を振りかざしながら先導する「あぶ手」2名の
合計4名がお神輿に乗ります。
それを担ぐ「かき手」。
一切交代なし、一日中同じメンバーで2トンものお神輿を担ぎ、2日間、町内を歩き回ります。
「ドーンドーンドンドンドン」の太鼓の音と「ヨッサーヨッサー」の掛け声も一辺倒ではなく、
曲がり角を曲がる時などのそーろと進行するときは太鼓のリズムも掛け声も異なります。
また、お神輿を天に差し上げるときも、太鼓のリズムと掛け声が異なります。
お神輿が当店の前にやってくるのは明日の夕方。
踏切の向こうからやってきた太鼓(お神輿と言わず、八幡では太鼓と呼ぶ)は、
京阪八幡市駅のロータリーをぐるりと一周し、17時ごろ当店の前へやってきます。
そして、その後18時半よりお祭りのクライマックス、高良神社参道での「宮入」が行われます。
宮入では、各町内の太鼓が一堂に会し、高良神社へ奉納します。
神主さんのお祓いの後、参道を往復します。
宮入はたくさんのギャラリーでとても盛り上がります。
自分とこの区が一番!と応援にも熱が入ります。
八幡の夏の風物詩、太鼓祭りに是非お越しください。
太鼓祭り
【宮入】7月15日(日) 18:30 宮入開始式
18:45〜21:00 宮入
宮入順番:石清水八幡宮子どもみこし→南ヶ丘子どもみこし→一区保存会
→六区保存会→三区実行委員会→二区保存会
【会 場】高良神社 及び 石清水八幡宮頓宮 (京阪八幡市駅から徒歩3分)※当店の目の前です。
※公共の交通機関をご利用ください(駐車場はありません)。