松花堂へ

  • 2019.05.12 Sunday
  • 20:10

今日は、松花堂庭園・美術館へお伺いしてきました。

 

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実は先日、滋賀県のミホミュージアムに「国宝曜変天目と破草鞋」という展覧会を見に行ったのですが、

そこで松花堂昭乗の作品が多数展示されていたのです。

国宝曜変天目を所持している大徳寺龍光院の開山は江月宗玩で、昭乗とは日頃より親しい交際をしていたそうです。

昭乗が大徳寺に泊まり、一緒に賀茂を訪れたり、奈良や吉野に二人旅をして歌を詠んだり、

画賛の共作も多く、風雅の楽しみを分け合う友人だったようです。

昭乗が開いた茶会の覚書である「松花堂茶会記」にも江月和尚が小堀遠州らと共にたびたび招かれているのが

記されています。

今回、展覧会の目玉は日本にたった三つの国宝である曜変天目というお茶碗だったのですが、

このお茶碗で昭乗もお抹茶をいただいたのかナァなんて思いを馳せてみたり。

よその場所で松花堂昭乗の名前を見るととてもうれしく、早く松花堂庭園に伺いたいなぁと思っていました。

 

今日も松花堂庭園は美しく。

入口には、大山蓮華が真っ白な蕾を膨らませています。

 

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筍は伸び、竹皮がめくれ、みずみずしい青竹がのぞいています。

 

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青もみじは輝き、赤いプロペラもかわいらしく。

 

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水辺にはカラーも。

 

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数か月前、満開だった梅は、青梅の実をたくさんつけています。

 

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毎回伺うたびに季節の移り変わりを発見できます。

 

庭園奥で行われているお茶会に参加しました。

 

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会場の横には、昭乗さんに献茶がなされていました。

400年も経っているのに、今もこうして八幡で昭乗を偲び、茶会が続いている事はすごいことですね。

 

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松花堂美術館で開催していた本日最終日である展覧会「ある日の都路華香」も見てきました。

都路華香とは明治から昭和初期にかけて活躍した日本画家で、

松花堂庭園内の泉坊書院に襖絵を書いています。

泉坊は昭乗が石清水八幡宮の境内、男山の中腹に暮らしたところです。

昭乗は、石清水八幡宮の社僧でした。

明治の廃仏毀釈で、仏教のものは神社においておけなくなり、

泉坊は現在の松花堂庭園の場所に移築されました。

その時期に、都路華香の襖絵が書かれました。

泉坊には、昭乗の暮らした時代から狩野山雪の襖絵があるのですが、

華香の日記に、山雪の襖絵と並んで描ける喜びが書かれていました。

華香の襖絵は、いままで書院の中にあったのですが、今回初めて外して展示されました。

というのも昨年の地震と台風で、泉坊書院は被害を受け、復旧工事にむけての最中で

現在も立ち入り禁止が続いています。

書院の中では、遠目にしか拝見できなかったのですが、今回間近で見ることができて

ある意味好機会でした。

ピンチをチャンスに変えて、観光のお客様がきてくださるといいですね。

 

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まだまだ松花堂の草庵茶室、泉坊書院のある内園部分の再開は時間がかかりそうですが、

そんなときだからこそ、1時間以上待ち時間の出ている大人気のミホミュージアムの展覧会に

松花堂昭乗を発見してとてもうれしく感動しました。

たくさんの方が訪れた展覧会です。

たくさんの方が昭乗の作品を見てくださったことでしょう。

お一人でも多くの方が興味を持って、昭乗の名前を覚えてくださったら、松花堂庭園に訪れてくださったらと

思ってやみません。

お膝元にいる八幡市民としては、町の宝を再確認した次第です。

是非皆様も、京都・八幡市へお越しの際は、石清水八幡宮だけでなく

松花堂庭園も足を延ばしてみてくださいね。

 

120年に一度咲くといわれる竹の花も咲いていました!

 

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