松花堂忌茶会のご案内

  • 2019.10.09 Wednesday
  • 13:34

今週末、松花堂庭園では松花堂昭乗の遺徳を偲ぶ松花堂忌茶会が開催されます。

松花堂昭乗とは、江戸時代初期の石清水八幡宮の社僧で、阿闍梨という僧位をもちつつ、

書、和歌、画、茶の湯に才能を発揮し、優れた作品を今に残しています。

また、男山中腹の自らの坊「瀧本坊」では、空中茶室「閑雲軒」を建て、

小堀遠州など当時を代表する文化人を茶会へ招き、交流を深めていました。

晩年は瀧本坊より少しばかり下がった「泉坊」へ隠居し、2畳のみの草庵茶室「松花堂」で

茶の湯を楽しみました。

その草庵茶室「松花堂」が明治時代の廃仏毀釈で男山から排除されることとなり、

移築の末、現在は松花堂庭園によって管理されています。

(ただし、昨年の地震と台風で修復中であり、現在は拝観停止です)

また、空中茶室「閑雲軒」も松花堂庭園に再現されています。

 

IMG_4841.JPG

 

松花堂昭乗没後380年も経つというのに、八幡市では今も茶道が盛んで、

松花堂庭園では、毎月の月釜や春と秋の日曜茶席など、年間を通じでお茶会が行われています。

10月の第二日曜日は毎年、松花堂忌茶会として盛大に行われます。

 

令和元年度の本席は、表千家流の薄茶席が茶室「松隠」で行われます。

松隠は昨年の大阪北部地震と台風での被害が大きく、修復が続いていましたが、

先月茶室開きが行われたばかりです。

新しい畳の香りがする松隠での初の大きなお茶会となり、楽しみですね。

 

IMG_4843.JPG

 

 

副席は、煎茶の野点が行われます。

なかなかお点前を見ることも珍しい、醒心菴流の煎茶式。

お点前の初めにはお線香がたかれ、精神が統一されます。
台風の進路が心配ですが、気持ちの良い季節なので、晴れて野点が開催できるとよいですね。

 

 





 

点心(お食事)は吉兆にて。

「松花堂」と聞くと今は「松花堂弁当」を思い浮かべる方の方が多いと思いますが、

実は弁当の「松花堂」は「松花堂昭乗」の「松花堂」から来ています。

昭乗は、農具入れとして使用されていた四つ切田の字箱を

絵具入れや煙草盆に見立てて使用していました。

時が流れ、松花堂忌茶会で点心が四つ切田の字箱に入れてふるまわれ、

参列していた吉兆の湯来貞一さんが松花堂弁当と名付け、全国的に有名にされました。

ですので松花堂弁当とは、中身がどうという定義ではなく、お弁当箱の形に意味があるわけですね。

松花堂弁当発祥の地という所縁で、松花堂庭園には料亭吉兆が併設されています。

普段は本場の松花堂弁当がいただけますが、松花堂忌茶会では点心として軽いお食事が提供されます。

それがまたおいしいんですよ。

旬の食材を一流の料理人の腕で作られる点心席、楽しみですね。

 

 

 

 

台風の影響が心配ですが、問題なければ今週末13日に開催されます。

詳細は松花堂庭園へお尋ねください。

075-981-0010

昨年は、大阪北部地震と台風の影響が残り、松花堂庭園が閉鎖されており

この松花堂忌茶会も開催できなかったので、今年は開催できるとよいですね。

 

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