石清水祭各論2 絹屋殿著御の儀

  • 2018.09.08 Saturday
  • 17:50

絹屋殿著御の儀(きぬやでんちゃくぎょのぎ)

午前3時すぎ @山麓二の鳥居前

 

山上を出発した神幸行列が山麓の絹屋殿に到着し、御神霊に里神楽奉奏・神職拝礼・太平楽奉奏が行われます。
御勅使様が御神霊をお迎えに来られます。

絹屋殿とは、山麓の二の鳥居の前に、お祭りのときにだけ臨時で
建てられる建物です。


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四本の掘立柱に支えられ、四方に白絹を張りめぐらしているので、
こう呼ばれています。
普段はこの建物も盛砂もありません。
お祭りのためだけに作られたものです。

午前3時すぎ、神幸行列が山上より、徐々に到着しだします。

 

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ちなみにこのころ、勅使は参議以下の供奉員を率いて、頓宮斎館を出発、

一の鳥居を経て祓あくに入り、特別な祝詞を奉読して行う厳重な修祓を

うけたのち、礼堂に入ります。

 

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礼堂に入られたのちは、

御鳳輦の到着を待つ間、式といわれる祭典の内容を記した巻物を読んで

式次第を確認します。

 

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絹屋殿の行列の説明に戻りましょう。

あかりは松明と提灯の明かりのみ。
街灯、懐中電灯など、電気類はすべて電源オフされるので
真っ暗です。
松明のパチパチという音以外は
しーんと張りつめた空気です。


御鉾神人(みほこじにん)
5mもある「大御鉾」2棹、「中御鉾」3棹、「小御鉾」4棹を持つ神人。

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かわいらしいお供たち、暗闇の階段をよく歩いてこられました。




 

 

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こちらは男児

駒形神人といって、体の前後に白馬の模型を結びつけています。

天冠には日象と月象が飾られています。

 

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3時40分ごろ。
すべての行列が到着しました。
絹屋殿に三座の御鳳輦が入られました。

 

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里神楽の奉奏が始まります。

巫女による神楽は、八幡神三座それぞれの前で、三度行われます。

 

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里神楽を奉奏しているのは「神楽座」で、緋色の衣冠をつけた楽人とは異なり、
宇佐宮からお供してきた「八幡大前の楽人」と呼ばれる古い神人です。
行列の最後尾を承る。

 

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石清水八幡宮田中宮司による拝礼。

 

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続いて神職の拝礼

 

 

それが終わると、勅使を礼堂に迎えに行き、いよいよここからが

公の祭儀としてみなされる官祭です。

勅使様が御神霊をお迎えにこられました。



勅使、上郷(しょうけい)
祭典奉仕者の最高位で、古来は大納言か権大納言級の高級文官が差し遣わされていた。
現在は宮中の祭儀を司る掌典職より遣わされている。
装束は平安期の男子正装である束帯で、据(きょ)という4.6mもの長い絹をひいている。
勅使がこれほど長い裾をつけるのは、式年遷宮の時の伊勢神宮と、上下賀茂社、
春日大社のみだそうです。




官祭列にも、参議、左右次将、外記(げき)など様々な役職があり、
位、衣装はそれぞれで異なります。

祭はこれ以後を「官祭」と称して夕刻の奉送まで、
公の祭儀とみなされます。

勅使様によって奉迎された御神霊は、官祭列の先導の元、頓宮へと向かっていかれます。

 

御鳳輦が動きます。

 

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菊紋の赤丸提灯は、三基の各御鳳輦前の灯明として、各四棹あります。

三基の御鳳輦にそれぞれ「一の揚提灯」「二の揚提灯」「三の揚提灯」

持つ神人は揚提灯神人と呼ばれます。

 

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御鳳輦に絹屋殿の白絹がかからないように、紫紗のはったさしはで

助けます。

御さしは神人

 

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一座ずつ慎重に、動かされ、頓宮へ向かっていかれます。

 

 

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そして「頓宮神幸の儀」につづきます…
 

 

 

今回ご紹介しました「絹屋殿著御の儀」につきましては、
どなたでも見学することができます。
行列が到着しだす、午前3時半ごろまでに
山麓の駐車場付近へお越しください。
ただし約1時間の立ち見です。椅子席はありません。

事前に申し込みをしておくと、観覧席に入ることができます。

(初穂料5000円)

このあとの神事も申し込みがなければ参列できないものが多くあるので、

しっかりと参列したい方は、事前申し込みがオススメです。

詳細は石清水八幡宮へお問い合わせください。

ちなみにまだ京阪電車の始発は動いていませんが、
この日、石清水八幡宮の駐車場は使用できません。
お車でお越しの場合は、お近くの駐車場に泊めてから
歩いて会場へとお越しいただくことになります。
深夜ですのでお気をつけてお越しください。

神様がお近くにお通りになられるうえ、
勅使様が参向される格式あるお祭りです。
私語は慎み、礼儀を失わない程度の服装での
参列を御心がけください。

 

咳払いすると響き渡るようなたいへん静かなお祭りです。

石清水祭各論 1 神幸の儀

  • 2018.09.07 Friday
  • 18:00

石清水祭の各論と題して、神事一つずつを詳しくご紹介したいと思います。

 

まず、はじまりは9月15日の午前2時/盛の儀
御鳳輦発御(ごほうれんはつぎょ)です。

簡単に言うと、八幡大神様の出発です。

男山山上の御本殿から、ご鳳輦に乗り換えられ、神人(じにん)と言われる

お供を400名従えて、表参道の階段を下りてこられます。

 

この神幸行列は、山上の社務所前参道で見ることができます。
松明や提灯の明かりだけを頼りに、静かに始まります。

お供は神職のほか神人、楽人など、その名は役割によって細かく分かれており、
王朝時代の衣装もそれぞれ異なります。

真榊神人、神宝御剣神人、揚提灯神人、御鉾神人など
持っているものを表した名前が多いようです。
神人を少しご紹介します。


御前神人(みさきじにん)
貞観元年(859)、宇佐宮より男山に移られた折、先陣を勤めてこの地に到り、
以来神領内に住んで代々の子孫が行列の先頭を奉仕したと伝えられている。
侍烏帽子、裃姿の二名が錫杖を鳴らしつつ進行する。



火長陣衆(かちょうじんしゅう)
宇佐より道筋の案内役をしたという縁故より、石清水放生会開始以来の
神役と伝えられる。
赤い高張提灯を持つ。

 

 





御前拂神人(みさきばらいじにん)
行列の警護役で浄衣姿に弓張提灯を持つ。


火燈人衆(かとうじんしゅう)

宇佐宮よりお供した人々の神役といわれ、前陣の灯明として高張提灯を持つ



「御弓神人(おゆみじにん)」
錦袋に納めた御弓を持つ神人。
三座のご神霊にちなんで、「一の御弓」「二の御弓」「三の御弓」がある。







御幡神人(みはたじにん)
御幡の箱を持ち、お供が榊の小枝を持って近侍する。



「童子・童女」
6名の男児・10名の女児が世話方に伴われてお供します。
普段ならオネムの時間なのに、がんばってます!



「御神宝神人(ごしんぽうじにん)」
錦袋に包まれた大小の御神宝箱を持っています。





「御唐櫃神人(おんからひつじにん)」
三座の御神霊の御装束(御冠や御服など)を納めた
「一の御唐櫃」「二の御唐櫃」」三の御唐櫃」を持つ。


御弊神人(ごへいじにん)
五色の大御弊を持つ。


神幸御弊神人(じんこうごへいじにん)
三座の御神霊にちなんで、一つに束ねられた白弊を持つ。



金銀御弊神人(きんぎんごへいじにん)
直垂姿の6名が、金弊3串、銀弊3串を持つ。


「御獅子神人(おししじにん)」
行列の先払いとして御神霊を守護する神役。



「八流旗神人(はちりゅうきじにん)」
紅白各4流の大幡を持っています。
「八幡」の語源とも言われています。


真榊神人(まさかきじにん)
5色絹をつけた一対の大榊を持つ。



楽人(がくにん)

無位官ではあるが五位相当の緋の衣冠を着用し、神幸から還幸にいたるまで
すべての奏楽を勤めます。
雅楽の音色が静まり返った真夜中の男山に木魂します。







神宝楽器唐櫃神人(しんぽうがっきからひつじにん)
霊元天皇御奉納の雅楽器を納めた唐櫃を持つ。

このほかにもたくさんのお供が
おごそかで幻想的な雰囲気の中、目の前を過ぎていきます。
まるで動く古典。
まさに平安絵巻から飛び出してきたかのような、神幸行列が続きます。

そして、いよいよ八幡大神様をのせた御鳳輦へと続きます。

御鳳輦(ごほうれん)とは、ご神霊の乗り物を指し、
おみこしの原型といわれています。

石清水八幡宮の御祭神は応神天皇、神功皇后、ひめ大神の三神であるので、
御鳳輦も3座あります。



手前の黄色の衣の神人は、「御綱引神人(みつなひきじにん)」。
各御鳳輦の前後に結び付けられた朱綱で、
参道の昇降を佐けます。

紅い衣の神人は「駕與丁神人(かよちょうじにん)」
天皇行幸列の行粧に準じ、鳥兜(とりかぶと)・りょうとう・わら靴姿を
しています。

鳥兜の色は三座の御鳳輦に仕える神人によって異なります。






 

御鳳輦をかつぐのは16名と決まっています。

お神輿の原型と言いましたが、例えば7月に行われる高良社祭太鼓祭りの時のように

威勢の良い掛け声とともに揺らしながら担ぐのではなく、

無言で厳かに重々しく担ぎます。

 

神様が前をお通りになるとき、参列者は低頭し手を合わせます。

ゆっくりとした歩みで、行列はご本殿より三の鳥居をくぐり、
表参道を下りていきます。

この間、参列者は近道である裏参道よりいそいで駆け下り、
先回りして山麓で到着を待ち構えます。

山麓の二の鳥居の前にお祭りのときだけ臨時に建てられる絹屋殿(きぬやでん)
へ到着すると、「絹屋殿著御の儀」が行われます。

「絹屋殿著御の儀」については次回へつづく…




今回御紹介した「神幸の儀」は、男山山上の社務所前参道より
どなたでもご覧いただけます。

※1時間以上の立ち見です。椅子席はありません。

午前2時までに山上へお越しください。

 

参列のポイントは10時ごろに、京阪電車と男山ケーブルで男山山上にあがり、

神事が始まるまで待機していることです。

車は付近の駐車場も少なく、石清水祭ではあまりお勧めしていません。



真夜中のこの時間、なかなか一般の方は御参列を躊躇されるかと思います。
しかし、神様が動くのは夜が静まって、
人目に触れない時間が望ましく、また「丑三つ時」という時間帯は、
霊のあるものの力が一番発揮される時間だそうです。

ぜひ、日本三大勅祭の石清水祭をご体感ください。

ただし、神様がお近くをお通りになる格式のあるお祭りです。
参列の際は、私語を慎み、礼儀を失わない程度の服装を
心がけください。

 

勅祭 石清水祭

  • 2018.09.01 Saturday
  • 11:45

9月15日は勅祭 石清水祭。

勅祭とは、勅使が直々に天皇陛下よりお供え物を供えに
参向される祭典のことで、全国8万社ある神社の中でも
勅祭が催行される神社は、16社しかありません。
なかでも石清水祭は、賀茂祭・春日祭とともに日本三大勅祭に数えられています。

起源は貞観5年(863年)。
生きとし生けるものの平安を願い、国家安泰と国民の幸福を御祈願されるお祭りです。

 


石清水祭のおおまかな流れを以下に示します。



/盛の儀 御鳳輦発御(ごほうれんはつぎょ)午前2時ごろ  @山上本殿〜参道
15日の夜中に八幡大神様が山上のご本殿より山麓と降りてこられます。
御神体をのせた御鳳輦が、400名のお供を連れて、ご本殿を出発します。




絹屋殿箸御の儀(きぬやでんちゃくぎょのぎ) 午前3時40分ごろ @山麓絹屋殿(二の鳥居前)
神幸行列が山麓へと到着しだします。
山麓の絹屋殿で、天皇陛下のおつかいである勅使参向のもと、
神楽奉納などがおこなわれます

 

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F楜椰盛の儀 午前4時15分ごろ  ※一般見学不可 @山麓頓宮
ご神体を御鳳輦の中から頓宮へおうつしになります。


 
な幣の儀 午前5時半ごろ  ※一般見学不可  @山麓頓宮
山麓の頓宮で天皇陛下のおつかいである勅使参向のもと、
天皇陛下のお供え物が献れます。



ナ生会 午前8時ごろ  @放生川・安居橋
魚や鳥が放され、生きとし生ける物の平安をお祈りされます。
童児による胡蝶の舞の奉納がおこなわれます。






Υ垤の儀 午後5時   @山麓頓宮〜参道
15日夕刻にまた、ご神体が行列を従え、山上へとお戻りになられます。

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一年で一日だけ神様が山麓に降りてこられ、そしてまた上って行かれる…

まるで平安絵巻を見ているかのような行列は
「動く古典」とも称されているほどです。

ワイワイと騒ぐお祭りではなく、
格式の高い厳かなお祭りで、
聞こえてくるのは松明のパチパチはじける音と虫の音ぐらい。

 銑い蓮◆峺畍紂廚隼笋書き間違えたのではなく「午前」であり
神様が動かれるのは、夜中の方が良いとされているからです。
灯りも松明の灯りのみ。
起源である平安時代からの古式にのっとって行われる石清水祭だからこそです。

石清水八幡宮の1年で一番の特別な日。
山麓に住む私たちも、この日が尊くてたまりません。

なお、伝統と格式のある祭りであるため、神事によっては
参列の申し込みが事前に必要なものも多々ございます。

夜中2時に参列が始まると、そのまま休憩はなく、放生会が終わる10時ごろまで

神事が続きます。

長時間の参列のため、体力的な心配のある方は不向きです。

また神様がお近くにお通りになられるうえ、
勅使様が参向される格式あるお祭りです。
私語は慎み、礼儀を失わない程度の服装での
参列を御心がけください。

詳しくは石清水八幡宮(075-981-3001)へお問い合わせくださいませ。

 

 

八幡三神がのられる御鳳輦

 

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お神輿の原型と言われています。

 

当店の前が一年に一度、この日のみ特別な空気に包まれます。


今月は、石清水祭の詳細の記事を書きます。

 

 

 

菊花祭のご案内

  • 2018.08.28 Tuesday
  • 14:11

 

石清水八幡宮では「石清水の御節会」という、五節句の神事が行われており、

来る9月9日の重陽の節句には、菊花祭が斎行されます。

 

菊花祭では、御神前に着せ綿を被せた菊の花が飾られます。

着せ綿とは、前日より、菊の花の上に真綿を被せ、菊の露を移します。
節句の日にその真綿で体や顔を拭い、不老長寿や厄除けを願います。

 

また、その着せ綿を意匠とした菓子と菊酒が神前に供えられ、

祭典終了後に直会として、参列者もいただくことができます。

石清水の御節会では、御神前にお供えしたご神饌を、

撤下神饌として神も人も共にいただく、「神人供食」が重要とされています。

 

神職さんのお話を聞きながら、菊酒と菓子をいただく直会は特別な時間です。

私の参列した時は、御神前より着綿も分けていただき、感激しました。

 

神事も神職さんの烏帽子や豊栄舞を舞う巫女さんの簪には菊の花が飾られ、とても華やかな雰囲気です。

 

是非、この貴重な機会に皆様もご参列され、心身健康をお祈りされてはいかがでしょうか。

 

菊花祭

9月9日(日) 午前10時〜11時ごろ(受け付けは9時45分まで)

事前申し込みは不要です。
参列料:1000円
詳細は石清水八幡宮へお問い合わせください。

 

 

当舗は、石清水の御節会におけるご神饌の菓子を作らせていただいております。

菊花祭の菓子は、上用製となっております。

この菓子は、店頭販売はしておりません。

 

やわたっこの夏休み

  • 2018.08.07 Tuesday
  • 11:58

朝7時。この時期、石清水八幡宮の登り口である当店の前は、子供の自転車がいっぱい並び、

これを見ると私も子供のころの夏休みを思い出す。

 

 

八幡の子供たちは、石清水八幡宮の山上で行われるラジオ体操に参加する。

たった数分のラクチンな体操をするために、表参道の396段の階段を上るわけだが、

子供にとってそんなことはたいした問題ではない。

競争するかのように、階段を駆け上がる。

夏休みに学校の友達に会えるのがうれしい。

 

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山上では若手の神主さんが体操を先導してくれる。

女子たちは、「あの神主さんがかっこいい」「えー、私はあっちの方がいい」

なんてキャッキャいいながら、毎年ひそかに担当の神主さんの顔をチェックしていた。

 

神苑での体操が終わると、本殿にお参りする。

そして、神主さんの講話を聴いたら、カードに鳩印のハンコをついてくれた。

 

帰りはまっすぐ帰らずに、男山でひとしきり遊んでくる。

汗だくになりながら、男の子はセミやカブトムシ、クワガタに夢中。

 

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八幡の子供はそうやって大きくなる。

あたりまえにそこにある環境。

神域に育ててもらったありがたみに気付くのはまだずっと先の話だ。

 

一日も休みたくなかった。

そんな楽しい夏の朝の思い出。

 

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石清水八幡宮こどもラジオ体操

どなたでもご参加いただけます。

詳細はこちら

 

 

 

 

 

放生池の蓮

  • 2018.07.26 Thursday
  • 14:01

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石清水八幡宮の放生池の蓮が開花しています。

 

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放生池は、毎年9月15日に行われる勅祭石清水祭のうちの放生会の舞台として使用されていた池です。

放生会では、生きとし生けるものの平安を願い、放鳥と放魚がおこなわれます。

池の上には臨時の舞台が作られ、童子による胡蝶の舞が奉納されていました。

今でも変わらず放生会は行われていますが、場所がここ放生池から、すぐそばの放生川へと変わっています。

 

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ここの蓮は、真っ白で潔く神々しい。

太陽に照らされて、白さがさらに増して光を放っているかのように見えます。

私も毎年、お店から徒歩数秒のこの池の蓮を楽しみにしているのですが、

今のところ今年は、あまり花をつけていません。

葉っぱ自体も少なく、他の水生植物の方が勢力が強い気がします。

それでも、まだ堅そうな蕾もたくさんあり、見ごろは8月に入ってからなのかもしれません。

 

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睡蓮は元気のようです。

 

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放生池は、当店からすぐ目と鼻の先。

お店にお越しの際は、是非前のお池もちらりとのぞいてみてくださいね!

 

7/30〜8/6まで一升餅の製造およびオンラインショップを休業させていただきます。

お店は通常通り営業しております。

走井餅をお求めに、かき氷をお召し上がりに是非お越しください。

皆様のご来店お待ちしております。

毎週月曜休 8時〜18時(L.O.17時半)

祇園祭の八幡山

  • 2018.07.22 Sunday
  • 11:59

本日は、祇園祭の宵山です。

京都以外の方は、「あれ、祇園祭はもう17日に終わったんじゃないの?」と

思われる方も多いと思うのですが、実は数年前から前祭と後祭に

山鉾巡行が分けられ、長刀鉾などの出る17日は前祭、24日はまた前祭とは異なる山鉾の

巡行が行われます。

今日明日は後祭の宵山ということになるのです。

後祭の山の一つで「八幡山」をご紹介します。

 

 

 

 

八幡山は石清水八幡宮の御分霊社、つまり、石清水八幡宮より勧請した八幡神を祀るお山です。
今でも毎年、旧暦の9月15日には、石清水八幡宮の神職さんが例祭奉仕に出かけられています。

 

 

 

山の上には北山から届けられる松と、八幡山と書かれた扁額のついた鳥居が掲げられています。

八の字が、鳩が向かい合った姿になっているのは石清水八幡宮の一の鳥居と同じです。

↓石清水八幡宮

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八幡山の町会所。

 

 

宵山の期間は、町会所があけられており、どなたさまでもお参りや

懸想品などの鑑賞が自由です。

宵山の期間、町会所には数々の懸装品が飾られます。

 

 

 

 

 

巡行の際、鳥居に取り付けられる一対の鳩は、左甚五郎の作です。

 

 

町内にはいたるところに向かい鳩の玄関幕。

 

 

鳩は八幡神のおつかい。

いたるところに鳩のモチーフがあり、その表情がとてもかわいらしいですね。

 

 

記念品の鳩笛。

子供の夜泣き封じとして信仰されているそうです。

ぷっくりとしたフォルムがかわいらしくて求めました。

 

 

お店の床の間に飾っています。

 

 

 

後祭は、前祭よりは比較的混雑も少なくて、ゆっくりと祇園祭を楽しめます。

八幡山以外にもたくさんの山鉾がありますので、宵山めぐりしてみてくださいね。

 

 

やわた太鼓祭宮入2018

  • 2018.07.16 Monday
  • 18:48

昨日、石清水八幡宮高良社例祭、太鼓祭り宮入が盛大に行われました。

 

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町内を練り歩いた各区のお神輿は夕刻、高良神社に集まってきます。

子供みこし3基の宮入が終わったころには、日が暮れていました。

しかし少しも涼しくもならず、人々の熱気でますます蒸し暑い夜です。

いよいよ4基のお神輿の奉納です。

 

まずは石清水八幡宮神職さんによるお祓い。

 

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お祓いののち、お神輿が参道を往復します。

 

まずは第一区。

 

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続いて第六区。

 

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第三区。

 

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トリは第二区。

 

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お腹に響く太鼓の音とヨッサーヨッサーの勇ましい掛け声。

 

大阪府北部地震の被災の爪痕がなおも残る各区ですが、迫力あるお神輿に

勇気づけられた宮入でした。

 

いよいよ八幡にも本格的な夏がやってきます。

 

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お神輿がやってきた

  • 2018.07.15 Sunday
  • 19:13

本日、太鼓祭り!

夕刻、当店の前にも続々とお神輿がやってきました。

夜に行われるクライマックス「宮入」の会場が、当店のすぐそばの高良神社なので

時間に近づくにつれて、各町内を練り歩いていた八幡中のお神輿が近づいてきます。

お店の中にいても、法被姿の人が前をたくさん通りだし、太鼓の音が大きく鳴りだすと

もう落ち着いていられず。

父はご奉仕に出ているのですが、私も男の子に生まれていたら、きっと担ぎに行っていたと思います。

 

うちの区は藍色の法被の第三区です。

 

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一日中町内をまわっていたお神輿が、やってきました。

当店の前で宮入前の最後の休憩です。

 

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冷やし飴と走井餅をふるまうのが私の仕事。

かれこれもう20年以上毎年していると思います。

同級生もかいていて(かく=担ぐ)、毎年そのがんばってる顔を見るのも頼もしい。

 

うちの地域ではないのですが、第六区のお神輿やこどもみこし2基、今日は合計4基のお神輿が

当店の前を通過しました。

 

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一日中町内を練り歩くのですから、とっても暑い中、過酷だったと思います。

段々と陽も落ち、いよいよこれから宮入。

最後の力をふりしぼって、皆さん頑張ってください!

私も応援にいってきます!

 

宮入の記事はまた後日書きたいと思います。

 

太鼓祭り宵宮

  • 2018.07.14 Saturday
  • 14:39

いよいよ明日が太鼓祭の宮入。

お店にいる限り、まだ太鼓の音は聞こえてきませんが、今頃お神輿も町内を

廻っている頃です。

大変暑い中、かき手の皆様お疲れ様です!

 

宮入の前日はよみや(宵宮)といって、高良神社にお参りに行きます。

前までは祖父のお勤めでしたが、亡くなってからは私がお参りに寄せていただいています。

今朝、早々に玉串をお納めに寄せていただきました。

  

 

八幡の氏神様、高良神社。

八幡の人々にとって、石清水八幡宮は特別な神様。

普段のお詣りはここ高良神社です。

私も石清水八幡宮へ正式にお宮参りに行くまでに、生まれて数か月で初めてお参りしたのが

高良神社だったとか。

それからも幼児のころは狛犬を「ガオーちゃん」と呼んでたり、

小学生ののころは遊び場にしたりとどこよりも親しみのあるお宮です。

もちろん今も昔も心の拠り所であることは間違いありません。

 

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また一年お守りいただけますように。

 

 

お札さんをいただき、境内をぐるり。

 

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提灯が入り、参道には結界もできています。

明日の宮入では、高良神社鳥居前からこの結界まで、お神輿が往復します。

 

 

頓宮には子供みこしが据えてありました。

 

 

 

 

 

この据え太鼓は、自由にいつでも太鼓を叩けるので

お祭り前、お神輿にあこがれる子供のなによりの遊びでした。

例にもれず、私ももちろん、「小若」の法被を着ている時分から、ここで太鼓の練習をしていました。



 

明日は、子供みこしも大人お神輿の前に宮入をします。

 

 

さて、我らが第三区はお神輿の出る4つの地域の中でも一番のお膝元。

本拠地は、高良神社から太鼓橋をわたり、すぐのところにあります。

 

 

午前中、のぞきに行くとお神輿組み立ての真っ最中でした。

 

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お神輿には大きな太鼓が積んであります。

 

 

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これを叩く人2名、お神輿の両側で団扇を振りかざしながら先導する「あぶ手」2名の

合計4名がお神輿に乗ります。

 


 

それを担ぐ「かき手」。

一切交代なし、一日中同じメンバーで2トンものお神輿を担ぎ、2日間、町内を歩き回ります。


 

「ドーンドーンドンドンドン」の太鼓の音と「ヨッサーヨッサー」の掛け声も一辺倒ではなく、

曲がり角を曲がる時などのそーろと進行するときは太鼓のリズムも掛け声も異なります。

また、お神輿を天に差し上げるときも、太鼓のリズムと掛け声が異なります。

 

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お神輿が当店の前にやってくるのは明日の夕方。

踏切の向こうからやってきた太鼓(お神輿と言わず、八幡では太鼓と呼ぶ)は、

京阪八幡市駅のロータリーをぐるりと一周し、17時ごろ当店の前へやってきます。

 

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そして、その後18時半よりお祭りのクライマックス、高良神社参道での「宮入」が行われます。

 

宮入では、各町内の太鼓が一堂に会し、高良神社へ奉納します。

神主さんのお祓いの後、参道を往復します。

 

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宮入はたくさんのギャラリーでとても盛り上がります。

自分とこの区が一番!と応援にも熱が入ります。

 

八幡の夏の風物詩、太鼓祭りに是非お越しください。

 

太鼓祭り

【宮入】7月15日(日) 18:30 宮入開始式
            18:45〜21:00 宮入

               宮入順番:石清水八幡宮子どもみこし→南ヶ丘子どもみこし→一区保存会
             →六区保存会→三区実行委員会→二区保存会

【会 場】高良神社 及び 石清水八幡宮頓宮 (京阪八幡市駅から徒歩3分)※当店の目の前です。
     
※公共の交通機関をご利用ください(駐車場はありません)。

 

 

 

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